ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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ボクシングに必要な用具と選び方をボクシング歴10年経験者が解説

筆者本人(岐阜ヨコゼキジム)

「ボクシングやりたいけど、どんな用具が必要なの?」

「初心者はどんな用具を選んだらいいの?」

こんなお悩み解決します。

■この記事を読んで頂きたい人■
・ボクシングをやるために必要な用具と選び方を知りたい人

 

■この記事でわかること■
①ボクシングに絶対必要な用具とは?

②なくてもいいけど、あるとモチベーションがあがる用具とは?

③対人練習やりたいなら持つべき用具とは?

 

なりきった者勝ちです!

ボクサーらしいスタイルで練習すればモチベーションも上がり、上達のスピードも上がります。

ボクシング歴10年の筆者が、ボクシングのおすすめ用具と選び方を解説します。

<自己紹介>

ボクシング歴10年(1960年生れ)
<その他運動遍歴>
テニス、スポーツジム、SUP、卓球

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職 
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職

 

 

 目次

必須用具

①パンチンググローブ

主に拳がしっかり当たっているか確認するするための初級者用グローブです。

ナックルのクッションは薄目で親指が出るタイプがほとんどです。

バンデージをしていてもパンチを強打すると拳が痛いので、最初フォームがある程度固まるまでは軽めに練習してください。

最初から普通のグローブを買ってもいいですが、結構値段が高いのでボクシングを確実に続けると決めてからにしましょう。

価格は3,000円ほどです。

②バンテージ

バンテージもいろいろありますが、伸縮性のあるガーゼタイプをおすすめします。

伸縮性がないと拳とのフィット感がいまいちですし、クッション性がないので拳を痛めることもあります。

結構長持ちしますので一度買えば半永久的に使えます。

筆者は使ったらその度に洗濯しています。

几帳面な人はアイロンがけします。

価格は2,000円ほどです。

拳が痛いとき重宝します。

あれば本格派!モチベーションが上がる用具

①練習用グローブ

8オンス(224g)

ボクシンググローブの種類は、8・10・12・14・16オンスの5種類です。

練習用は一番軽い8オンスが一般的です。

価格はウイニング製で25,000円程度です。

ちなみにウィニングは世界に誇る日本の格闘技用品メーカーです。

1937年に設立された老舗で品質が高く絶大な信頼を築いており、JBC(日本ボクシングコミッション)やJABC(日本アマチュアボクシング連盟)の公認メーカーです。

世界中の注目を浴びるような世界タイトル戦でもこのグローブが指定されます。

メイウエザーやパッキャオも練習で愛用しています。

そういえば「あしたのジョー」の矢吹ジョーもウイニングでした。

14オンス(397g)

対人練習でも使います。

アマチュアボクシングの試合用も14オンスです。

価格はウイニング製で34,000円程度です。

左:14オンス、右:8オンス

②ボクシングシューズ

 足のスポーツともいえるボクシングのシューズはとにかく軽いです。

一般的なスニーカーの重さ片方400~500gに比べるとせいぜい2/3程度です。軽さの要因はソールの薄さです。

現代のボクシングは攻防一体型が主流であるためスピードあるフットワークが要求されます。

そのためには床からの反力を瞬時にフットワークに活かす必要があるので、クッション性のあるソールは向きません。

価格はピンキリですが、5,000~20,000円程度。

ショートタイプ

着脱が楽ですが、足首の保護力はありません。  

アディダス メッシュタイプ 199g×2 超軽量

ロングタイプ

着脱がやや面倒ですが、足首をねん挫などからしっかり守ってくれます。

靴紐は一番上まで通さず2穴あまして使っています。

アディダス ロンドンオリンピックモデル 330g×2

③ボクシングパンツ

結構ウエストがきついのでサイズに注意してください。

絶対試合中にずれないようにという気持ちがこもっています。

④コンプレッションシャツ

体が引き締まってきたら是非お試しください。コンプレッションシャツを着るのを目標にトレーニングに励むのもよいでしょう。 

⑤バンダナ、ヘッドバンド

ボウズの人はつけた方が、汗が目に入るのを防いでくれますので練習に集中できます。

 

 

対人練習に必要な用具

①マウスピース

対人練習は万が一のため必ずマウスピースをつけてください。

マウスピースをつける主な目的は口腔内裂傷や歯の損傷の予防です。

市販品と歯医者でつくるものがありますが、歯医者で歯型をとってつくることをおすすめします。

歯医者でつくらないとピッタリ合いません。

ピッタリ合わないマウスピースでは全く意味がありません。

価格はスポーツ用が20,000円程度。

歯ぎしり予防でマウスピースをつくるのなら保険が効くので5,000円程度です。

使ったらしっかり洗って乾燥させ、専用のケースで保管してください。

②ヘッドギア

買わなくてもジムで貸してくれますが、自分専用がやっぱりいいですね。

ヘッドギアをつける目的はあくまで顔面の裂傷や腫れ予防です。

脳への衝撃緩和効果は実証されていません。

2016年のリオデジャネイロオリンピックから男子はヘッドギアをつけなくなりました。国際オリンピック協会(AIBA)の「ヘッドギアをつけた方が脳震とうを起こしやすい」という見解によるものです。

何か明確なエビデンスはありませんが、ヘッドギアをつければそれだけ頭の質量は大きくなりますのでパンチを受けた時の振動エネルギーはその分大きくなります*1

女子のパンチは男子に比べれば弱いのでヘッドギアのクッションでエネルギーを吸収できるが、男子のパンチはそういうわけにはいかないということでしょうか。

いずれにしましてもヘッドギアをつけたから絶対安全ということはありませんので十分注意してください。

価格はウインイング製写真のタイプで25,000円ぐらいです。

③14オンス(397g)のグローブ

ジムで貸してくれます。

マイグローブが欲しい人は前述を参考にしてください。

まとめ

 私の経験では用具をそろえることにより、かなりモチベーションが上がりました。

用具がそろえば練習に行きたくなります。

それで理想の身体と健康が手に入れば安いものだと思います。是非参考にしてください。

 

■あわせて読みたい■

 

 

*1:振動のエネルギーは質量×振幅の2乗×角振動数の2乗となるので、質量、振幅、周波数が大きいほどエネルギーが大きくなる。