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ダンス・フィットネス「バイラバイラ」とは?【実際に踊ってみた】

画像引用:BAILA BAILA | フィットネスクラブ ティップネス

ダンス・フィットネス「バイラバイラ(Baila Baila)」を知ってますか?

「バイラバイラ」のスタジオプログラムに実際に参加して踊ってみたので、ズンバ、リトモス、サルセーションとの違いを交えつつ、その特徴について説明します。

この記事を読めば、スポーツクラブ会員目線の本音の情報が分かります。

■この記事を読んで頂きたい人■
・ズンバ、リトモス、サルセーションなど他のダンス・フィットネスの経験がある方

 

■この記事でわかること■
・「バイラバイラ」とは?~レッスン、楽曲、振付の主な特徴

 

スポーツクラブ歴17年の筆者が、ダンス・フィットネス「バイラバイラ」について解説します。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生  2023.11撮影)
筋トレ歴17年 ボクシング歴11年
<その他の運動遍歴> 
テニス、スポーツクラブ、SUP、卓球

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職

 

 

 目次

バイラバイラ」とは?~レッスン、楽曲、振付の主な特徴

「バイラバイラ」は、日本とスペインが共同で開発したダンス・フィットネスです。

「バイラバイラ(Baila Baila)」とは、スペイン語で「ダンスダンス」という意味です。

 BAILA BAILA公式サイトには、以下の説明があります。

“楽しい”から踊りたくなる。

”踊る”からキレイになれる!どんな運動でも毎日続ければ効果は表れます。

でもつらくて、苦しくて、面倒で途中で投げ出しちゃいました…そんな経験ありませんか?

BAILA BAILAはそんな悩みから生まれた、新感覚のダンスエクササイズ。

「楽しいのに効果的!」「簡単なのに燃焼系!」そんな”おいしいエクササイズ”を目指し、より楽しく、ノリノリに踊れるよう、ダンサブルにアレンジしてあります。

これでは、何のことだかサッパリ分かりませんので、実際に踊ってみた筆者が以下、①レッスンの特徴、②楽曲の特徴、③振付の特徴について解説します。

①レッスンの特徴

「バイラバイラ」の特筆すべき特徴は、振付の説明にかなりの時間をとることです。

具体的には、振付の説明にレッスン時間全体の半分近くを費やします。

そのため、クラスは45分ですが、踊れるのは5曲程度です。

1曲目 振付の説明 ⇒ 実際に曲に合わせて踊る

2曲目 振付の説明 ⇒ 実際に曲に合わせて踊る

5曲目 振付の説明 ⇒ 実際に曲に合わせて踊る

毎回、以上のような流れでレッスンが行われます。

振付の説明は、1つのダンスを4つのパートに分けて懇切丁寧に行われます。

曲は全部で11曲で、新曲が始まるタイミングは、4月と10月です。

従って、半年で11曲を仕上げることになります。

同じようにプレコリオタイプのリトモス(振付の説明はわずか)は、11曲を3カ月(3カ月目はバックナンバーなので実質2カ月)で仕上げるので、これと比べるとずいぶん悠長なレッスンです。

振付の説明時間が長い点に関しては賛否両論があり、説明無しで次から次へと踊っていくのが好きなズンバやサルセーションの愛好者の中には、これが嫌でレッスンに参加しなくなった人も結構います。

「バイラバイラ」公式サイトには、「簡単なのに燃焼系!」とありますが、説明が長すぎて実際に踊れる曲数は他のダンス・フィットネスに比べてかなり少ないので、「燃焼系」はチョット無理があるかもしれません。

しかし、たまにしかレッスンを受けられない人やダンス系フィットネス初心者にとっては、親切なレッスンと言えます。

インストラクターによっては、曲が入れ替わる直前の3月末と9月末に、振付説明無しのノインストップレッスンを行うことがあります。

 

 

②楽曲の特徴

使用される楽曲は一般的なものではなく、DDD社(会社概要は不明)が制作したオリジナル曲です。

ラテンを中心にさまざまなジャンルのダンスをミックスさせて日本向けに開発しました。

引用: BAILA BAILA公式サイト

と言うことで、楽曲はラテンがベースですが、ネイティブなもの(サルサ、メレンゲ、バチャータ、クンビア、レゲトン、タンゴ、フラメンコなど)ではなく、かつてのシティポップ※を彷彿とさせる日本人向けラテン音楽です。

※シティポップは、1970年代後半から1980年代にかけて日本で流行した音楽ジャンルです。欧米の音楽の影響を受けた都会的で洗練されたメロディや歌詞を特徴とし、日本語で歌われるポピュラー音楽の一形態とされています。

なんとなく歌謡曲のようなラテン音楽なので、本格的なラテン音楽で踊っているリトモス愛好者などには、物足りないかもしれません。

③振付の特徴

振付は前もって厳格に決まっているプレコリオタイプで、リトモスと同じようにファイナルポーズがあります。

競技エアロビックの元世界チャンピオンである伊藤由里子氏が、スーパーバイザーという立場で振付に関わっています。

エアロビの基本ステップも多用されていますが、直線的な動きは少なく、全体的にやわらかでスローな動きが多い印象です。

プログラム最大の魅力は、なんといっても音楽と動きの一体感。

「BAILA BAILA」では必ず音楽のフレーズ(メロディ)と振付が同調します。

つまり、このフレーズの時にはこの動きというように、音と振りがセットになっていますので、自然と踊れるようになります。

引用:BAILA BAILA | フィットネスクラブ ティップネス

確かに、曲に合わせて顔の向きや視線を変えたり、腕や手先を表情豊かに動かすといった点(音楽と動きの一体感)は、他のダンス・フィットネスには無い特徴です。

ただ、うまく踊ったとしてもサルセーションのように「かっこいい」という印象を筆者は持てません。

何となく、歌謡曲のバックダンサーのような趣もありますので、好みにもよりますが、微妙です。

ある意味では、こういったダンスをわざとらしくなく自然な感じで踊るのは、難易度が高いと思います。

また、参加者が予選を勝ち抜き、東京で開催される本大会に出場するイベント(バイラーズコンテスト)があるのも「バイラバイラ」の特徴の一つです。

なお、自宅での練習に使うDVDが半年ごとにリリースされ、通信販売で購入可能ですが、必要ないと思います。

まとめ

バイラバイラ」とは?~レッスン、楽曲、振付の主な特徴です。

①レッスンの特徴

振付の説明にかなりの時間(レッスン時間全体の半分近く)をとる

②楽曲の特徴

ラテンがベースですが、ネイティブなもの(サルサ、メレンゲ、バチャータ、クンビア、レゲトン、タンゴ、フラメンコなど)ではなく、かつてのシティポップを彷彿とさせる日本人向けラテン音楽

③振付の特徴

・直線的な動きは少なく、全体的にやわらかでスローな動きが多い印象

曲に合わせて顔の向きや視線を変えたり、腕や手先を表情豊かに動かすといった点(音楽と動きの一体感)は、他のダンス・フィットネスには無い特徴

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