筆者は2023年8月からXエックス(旧ツイッター)を退職後の暇つぶしとして始めましたが、既にアカウントを削除しました。
この記事では、X(旧ツイッター)をやめた理由について、筆者の本音を紹介します。
<自己紹介>
筆者本人(1960年生)
筋トレ歴17年 ボクシング歴11年
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2923年 退職
目次
Xエックス(旧ツイッター)はバカバカしくてやめた5つの理由とは?
①毎日不快に感じる人間ばかりが目について気分が悪い
筆者は、ヤフーニュースなどで気になる記事を見つけると暇つぶしにコメントしていました。
しかし、次第に「フィルターバブル※1」の影響で、似たような内容の投稿ばかりが表示されるようになりました。
※1 フィルターバブル(Filter Bubble)とは、インターネット上でユーザーの過去の閲覧履歴や関心に応じて情報が選別され、特定の内容ばかりが届くようになる現象のことです。
例えば、兵庫県のS知事やフジテレビの女子アナを利用した接待首謀者の幹部A氏の顔をいつも見る羽目になり、その度に不愉快な気分になりました。
こんなに汚い人間もこの世に存在するのか、なんていうような新たな発見は必要ありません。
②何を言ったところで世の中が良くなるわけではない
なんだかんだ言ったところで、クソな世の中は何も変わりません(当たり前ですが)。
投稿すればするほど、世の中の不条理や不愉快な連中を宣伝しているようなものです。
いくら暇つぶしとはいえ、他にもっと有意義な暇つぶしがあるはずです。
③そもそも一般人が何をつぶやいても誰も見ないし評価もしない
アメリカの雑誌『Wired』の編集長だったクリス・アンダーソンが提唱した『ロングテールとショートヘッド』の考え方を活用し、横軸にはフォロワー数や「いいね!」の数を、縦軸にはXエックス(旧ツイッター)の利用者数を示したグラフを作成しました(下のグラフ参照)。
グラフを見て分かるように、ショートヘッドとは首と尾が長い恐竜の頭の部分、ロングテールとは尾のことです。
大多数を占める一般人の投稿は、ショートヘッドゾーンに位置していて、フォロワー数や「いいね!」の数などの全体に占める割合はごくわずかです。
一方、ごく少数の有名人のフォロワー数や「いいね!」の数などは、ロングテールゾーンに位置しており全体の大半を占めます。※2
※2 他のSNSやブログも状況はこれと同じです。また、世界の富の分配状況も「ロングテールとショートヘッド」の関係にあります。すなわち、ごく一部の大富豪が世界の富の大半を所有しています。
有名人なら、例えば「おはようございます。今日は〇〇です。」とつぶやくだけで、何千何万の「いいね!」が獲得されます(もっとも有名人にとっては、その数では不満かもしれませんが)。
一般人が、承認欲求を満たす目的だけで、XエックスなどSNSを利用するのは愚の骨頂です。
一般人は「返報性の原理」でフォロワーと「いいね!」をかき集めますが...
「返報性の原理(Reciprocity Principle)」とは、人が何かしらの好意や贈り物を受けると、それに対してお返しをしようとする心理的な傾向のことです。
フォロワーと「いいね!」欲しさに、興味のない人をフォローしたり良くもないのに「いいね!」を押すのは、筆者にとってストレスです。
このように人付き合いが下手な筆者では、ライバルより業績を上げてもそれほど出世できませんでした(笑)。
④詐欺師まがいしか寄ってこない
不愛想な筆者に、まれにフォローしてきたりコメントをくれるのは、例えば、投資指南役、 頂き女子らしき人(おそらく男)、 怪しいバイト手配師、ブログ指南役など詐欺師まがいの連中だけです。
最初のうちはブロックしていました、それも面倒くさいので無視するようになりました。
⑤イーロン・マスクのためにタダ働きはバカバカしい
結局のところ、SNSは個人の承認欲求を巧みに利用し、無料でコンテンツを提供させることで成り立つ広告ビジネスです。
一般人にとって、せっせと投稿することは、フォロワーや「いいね!」の獲得を餌にタダ働きさせられているに過ぎないのです。※3
※3 なお、有名人は自分の宣伝になるのでタダ働きではありません。また、有名人の投稿にせっせと「いいね!」を押す一般人は、その有名人のためにタダ働きさせられているに過ぎません。
まとめ
Xエックス(旧ツイッター)はバカバカしくてやめた5つの理由とは?
①毎日不快に感じる人間ばかりが目について気分が悪い
②何を言ったところで世の中が良くなるわけではない
③そもそも一般人が何をつぶやいても誰も見ないし評価もしない
④詐欺師まがいしか寄ってこない
⑤イーロン・マスクのためにタダ働きはバカバカしい