厚生労働省によると、2024年に生まれた赤ちゃんは約68万6000人で、1899年の統計開始以来、初めて70万人を割り込みました。
「結婚の減少」が出生数減少の大きな要因の一つですが、ある調査※1 によると結婚しない理由は「出会いがない」が最多となっています。
※1 リクルートブライダル総研の『恋愛結婚調査』によると、全国の20歳から49歳の未婚男女(回答サンプル:2,400人)に結婚できないと思う理由をたずねたところ、理由のトップ3は、1.出会いがない 58.2%、2.コミュニケーション力に問題がある 44.9%、3.容姿が劣っている 32.5%でした。
ところで、なぜか筆者は退職してから”モテ期※2 ” がやって来て、一般の女性と会話する機会が現役時代に比べると飛躍的に増えました。
※2 ”モテ期”といっても、刺激的な内容ではありませんので、あらかじめご了承ください。残念ながら、肉体的にも精神的にも、そして金銭的にもそんな余力は残っていません。
この記事を読むことで、「自分がいる環境」が異性との出会いに大きな影響を与える事実を改めて理解することができます。
②なぜ退職後に”モテ期”がやって来たのか?
<自己紹介>
筆者本人(1960年生)
出世競争は早めに降りて体づくりに励む
筋トレ歴17年 ボクシング歴11年
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2923年 退職
目次
出会いの秘訣「小さな池の大きな魚」とは?
なぜ退職後に”モテ期”がやって来たのか?
”モテ期”の必要条件、すなわち「”モテ期” が成立するために絶対に必要な条件※3」は次です。
※3 その条件を満たせば、必ず”モテ期” がくるという「十分条件」ではないのでご注意ください。
①異性が存在する環境に身を置くこと
②その環境内のライバルより異性を引き付ける魅力を備えていること
この必要条件に、「小さな池の大きな魚」の考え方を付け足すと次のようになります。
③できるだけ同性(ライバル)が少ない環境を選ぶこと
「③できるだけ同性(ライバル)が少ない環境を選ぶこと」によって、2つ目の必要条件「②その環境内のライバルより異性を引き付ける魅力を備えていること」のハードルがかなり下がります。
それでは、具体的な実例を見てみましょう。
下の画像は、筆者が通っていたスポーツクラブのダンスフィットネス(リトモス)でのクリスマス仮装イベントの記念写真です。
男性は筆者(最後列の中央)の他に2人(当時76歳と80歳のおじいちゃん)しかいません。
まさに「小さな池の大きな魚」状態です。
「小さな池の大きな魚」状態になっている理由は、次の2点です。
①平日の午前午後なので、男性の常連(ライバル)は定年シニアに限られる
②ダンスフィットネスは女性に人気があり、一般的に男性(ライバル)は敬遠する
現在はダンスフィットネスの種類がより豊富な別のスポーツクラブに通っていますが、同じように「小さな池の大きな魚」状態が続いています。
また、退職後に始めた卓球サークルや自治会活動(旦那は面倒くさがって奥さんに丸投げ)によっても、女性との会話の機会が増えました。
まとめ
✔出会いの秘訣「小さな池の大きな魚」とは?
・小さな池ならライバルが少ないので、並みの大きさでも相対的に大きければ目立つことができる
✔なぜ退職後に”モテ期”がやって来たのか?
・異性(女性)が非常に多く、ライバル(男性)が極めて少ない環境に身を置いたから
男性が「小さな池の大きな魚」になれそうな場所あれこれ
・料理教室
・フラワーアレンジメント教室
・ハンドクラフト教室
・陶芸、木工教室
・英会話教室
・ヨガ、ピラティススクール
・テニススクールの初心者クラス
※なお、ボシングジムや筋力トレジムも、自分磨きが好きな女性の間で人気がありますが、ライバルも多いのが難点です。