筆者は定年後の3種の神器がそろったので、65歳定年の2年前に退職しました。
それから間もなく2年が経ちますので、この2年間の棚卸をしてみます。
この記事を読めば、退職生活のリアルな実例がわかります。
②退職して2年経つうちに止めたこと
③退職して2年経っても続けていること
<自己紹介>
筆者本人(1960年生)
出世競争は早めに降りて体づくりに励む
筋トレ歴17年 ボクシング歴11年
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2923年 退職
目次
退職して2年経つうちに始めたこと
①ブログ運営
暇だったので、ふとした思いつきで始めてみました。
毎日の暇つぶしの柱になっています。
参考:定年後の暇つぶしにブログがよい6つの理由とは?【経験者が解説】
②ダンスフィットネス
スポーツクラブは17年も通っていますが、筋トレが中心でダンスフィットネスのスタジオプログラムには参加したことはありませんでした。
今では週3日踊っています。
参考:定年後の暇つぶしはダンス・フィットネスが最高な6つの理由とは?
③卓球サークルでの練習
退職前から卓球の個人レッスンで基本技術の習得に努めていましたので、すんなり卓球サークルに加入することができました。
週1~2回参加しています。
参考:【定年後の趣味】卓球のメリット・始め方・楽しみ方を経験者が解説
④自治会長
現役時代は逃げ回っていた自治会の活動、具体的には自治会長の仕事を始めました。
地域にもよりますが、それほど忙しいわけではなく、適度な煩わしさも定年後の暇つぶしには最適です。
ゴミステーションの管理(カラス対策)も自主的に行っています。
参考:定年後は自治会長をやった方がいい5つの理由とは?【経験者が解説】
⑤料理をつくる
20代のころ趣味にしていた料理を再開しました。
現在は、簡単な割においしくて、食材を工夫すれば高タンパク質低カロリーの筋トレ食になるスパイスカレー※1 にはまっています。
※1 スパイスカレーは、ターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラなどのスパイスがベースで、カレールーは使いません。カレールーには、一般的に牛脂や小麦粉が含まれているので、カレールーを使ったカレーはスパイスカレーに比べると高脂肪・高糖質です。
下の画像は、最近つくった筋トレ食の夏野菜とエビのスパイスカレー(調理時間30分程度)です。
⑥ラジオを聞く
ラジオを聞き始めたきっかけは、医師・医学博士 西崎知之著『ボケるボケないは「この習慣」で決まる』を読んだことです。
以下、同書から引用します。
テレビは、ボーっと見ていても、映像と音声で、そして、ときには効果音や字幕で、多くの情報を伝えてくれます。しかし、すべて「受け身」の情報です。
ところが、ラジオの場合は、聞こえてくるのは言葉や音だけなので、聞いていると、自然にさまざまなことを想像したり、イメージをふくらませたりします。
(中略)
要するにテレビとラジオでは、脳の働き具合がずいぶんと違うのです。
ラジオは、「radiko」や「NHKラジオ らじるらじる」などのアプリを利用すれば、スマホで手軽に聞くことができます。
⑦アマゾンプライム で映画、音楽、読書を楽しむ
年会費5,900円でアマゾンプライム会員になれば、多くの映画や音楽、電子書籍が追加料金なしで楽しめます。
参考:定年後の暇つぶし|アマゾンプライムで退屈地獄を逃げ出す方法3選
⑧図書館通い
読み返す可能性がない書籍※1 は、図書館で借りることにしました。
※1 古典的な名著以外は、ほとんどが読み返す可能性がない駄本です。巷にあふれるビジネス書などの、読んで実際に役立った試しがないハウツー本は図書館で借りて読めば十分です。
経費節減と本棚のスペース節減が目的です。
筆者が利用している図書館では、ホームページで興味のある書籍を検索して予約すると、準備が整い次第メールで通知してくます。
退職して2年経つうちに止めたこと
①OB会などかつて勤めていた会社関係の付合い
会社という閉鎖的な「共同体」は、客観的な評価はあり得ず、権力者の主観的な評価が支配する「腐った楽園(橘玲著 『バカが多いのには理由がある』より引用)」です。
やっとそんな世界から解放されたのに、舞い戻る理由は一切ありません。
参考:大企業の社内競争は客観的な成果や能力より評判が重要な理由とは?
②テレビを見ること
自称”専門家”、くだらないコメンテーターや芸人のワイワイガヤガヤにはうんざりです。
最近はアナウンサーも芸人化してきました。
作家 橘玲氏が若いころ、大手テレビ局のエリートプロデューサーにインタビューしたときのエピソードを著書(筆者の記憶が正しければ『バカが多いのには理由がある』)で紹介していました。
確か、次のような内容でした。
大手テレビ局のエリートプロデューサーいわく。
昼間っからテレビを見ているのような人間はバカばっかりである。
だから我々は、バカにうける番組を制作している。
これが、テレビからジャーナリズム精神が消え失せて、バカバカしい番組ばかりになった理由である。
③外食
筆者にとって食事とは、楽しむためのものではなく、筋トレ後の栄養(高タンパク質かつ低カロリー)補給です。
現役時代の昼食は外食でしたが、退職後は自炊です。
④Xエックス
退職後に暇つぶしとして始めましたが、バカバカしくなってやめました。
参考:Xエックス(旧ツイッター)はバカバカしくてやめた5つの理由とは?
退職して2年経っても続けていること
①筋トレ
長年にわたる筋トレは、生活のリズムを生み出す原動力になっています。
筋肉をつけるには、筋トレだけではなくリカバリー(栄養補給と睡眠)が重要です。
要するに、食事の内容や食事の時間、就寝時刻や睡眠時間など生活のリズムは、筋トレによって決まっているのです。
筋トレをやめることは、生活のリズムを変えることを意味します。
参考:ハードな筋トレより睡眠と食生活で筋肉を確実に付ける方法
②ボクシング
現在、ボクシングジムは休会していますが、シャドーボクシングはスポーツクラブで、サンドバッグ打ちはなぜかサンドバッグがぶら下がっている市の体育館で行っています。
今はまっているスポーツクラブのダンスフィットネスに飽きたら、またボクシングジムに通います。
参考:定年後の暇つぶしはダンス・フィットネスが最高な6つの理由とは?
③読書
ブログ記事を書き始めてからは、読書の重要度が増しました。
本を読むことで、眠っていた経験や知識が呼び起されて記事のネタが発見できます。
さらに、世間一般に認められている著者の本から引用することで、その権威を利用して自分の考え方を補強することができます。
④晩酌
退職後は、16時ごろから飲み始めるのが日課です。
まだ明るいうちから酒を楽しむのは、(酒を飲めない人には申し訳ありませんが)40年間勤め上げた退職者の特権とも言えるでしょう。
筆者にとっての退職生活とは、酒を飲み始める16時までなんとかして暇をつぶす、そして、うまい酒を飲むためにできればちょとした達成感を得る、こういった日々の積み重ねです。
仮にあと20年、30年生きたとしても、その年月が一度にやってくるわけではありません。
まとめ
✔退職して2年経つうちに始めたこと
①ブログ運営
②ダンスフィットネス
③卓球サークルでの練習
④自治会長
⑤料理をつくる
⑥ラジオを聞く
⑦アマゾンプライム で映画、音楽、読書を楽しむ
⑧図書館通い
✔退職して2年経つうちに止めたこと
①OB会などかつて勤めていた会社関係の付合い
②テレビを見ること
③外食
④Xエックス
✔退職して2年経っても続けていること
①筋トレ
②ボクシング
③読書
④晩酌