ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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65歳定年から筋トレ始めると得られる筋肉以外の5つのメリットとは?

筋トレによって何歳でも筋肉を増やせることは、多くの研究で明らかにされています。

特に、1990年代にアメリカのタフツ大学でMaria Fiatarone博士らが行った研究では、「90歳以上の高齢者が8週間の筋トレで平均して筋力が174%向上した」と報告されており、高齢者の筋トレ研究の古典的な例として広く知られています。

しかし、定年退職者が享受できる筋トレのメリットは、これだけではありません。

この記事を読めば、65歳定年から筋トレを始めると得られる筋肉以外の5つのメリットとが分かります。

■この記事を読んで頂きたい人■
・65歳定年を迎えた人
 
■この記事でわかること■
・65歳定年から筋トレを始めると得られる筋肉以外の5つのメリットとは?
 
筋トレ歴18年・65歳の筆者が、65歳定年から筋トレを始めると得られる筋肉以外の5つのメリットを解説します。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生)

出世競争は早めに降りて体づくりに励む
筋トレ歴18年 ボクシング歴12年

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2923年 退職

 

      

 目次

65歳定年から筋トレを始めると得られる筋肉以外の5つのメリットとは?

65歳定年から筋トレを始めると得られる筋肉以外の5つのメリットとは、次です。

①やる事と行くところができる

②会話の相手を見つけられる

③テストステロンの増加によって前向きになれる

④よく眠れる

⑤医療費が節減できる

以下、順に解説します。

①やる事と行くところができる

65歳定年を迎えて一番困ることは、やる事と行くところが無くなってしまうことです。

「定年後は、きょうよう(今日用)ときょういく(今日行く)が必要。」なんていうダジャレがあるようですが、本人にとっては切実な問題です。

筋トレを日課にすれば、この問題が解決できます。

だたし、家に引きこもっての筋トレではなく、スポーツクラブなどでの筋トレが前提条件です。

そもそも、家に引きこもっての筋トレは、長続きしません。

参考:シニアの筋トレ始め方|高齢者の筋力トレーニング方法を経験者が解説

②会話の相手を見つけられる

スポーツクラブなど筋トレ設備が整った施設に行けば、自分と境遇が似たような人に必ず出会えます。

特に、平日は定年シニアのたまり場になっているようなスポーツクラブ※1 もあります。

 

※1 定年シニアのたまり場になるスポーツクラブには、必ず風呂とサウナがあります。

 

そんな中で、ちょっとした会話を楽しむことはそれほど難しくありません。

定年後に他人と会話することが、認知症予防に非常に効果的であるという研究が数多くあります。

たとえば、国立長寿医療研究センターの調査では、家族や友人との交流、地域活動への参加、仕事の継続など、社会的つながりが多い人ほど認知症の発症リスクが低いことが示されています。

特に「親和的な会話」(つまり、協力的で心地よい会話)は、脳の実行機能を高める効果があるという研究もあります。

会話は、単に言葉を交わすだけではなく、相手の気持ちを読み取ったり、自分の考えを整理して伝えたり、表情や声のトーンを感じ取ったりするなど、脳の様々な部分をフル活用する活動です。

そのため、認知機能の維持に非常に効果的です。

③テストステロンの増加によって前向きになれる

筋トレは、テストステロンの分泌を促進する効果があると言われています。

テストステロンとは男性ホルモンの一種で、その約95%を占めるとも言われており、筋肉や骨の発達、性機能など、いわゆる「男性らしさ」を形づくる役割を担っています。

また、テストステロンの増加は、心にもいい影響があり、自信が湧いて前向きになれたり、イライラや不安が軽減されて気分が安定し、うつ傾向も改善されることがあります。

 

 

④よく眠れる

いくつかの研究によると、筋トレは他の運動よりも睡眠の質を向上させる効果が高いことが示されています。

その理由は、次の通りです。

・筋肉の修復には睡眠時に分泌される成長ホルモンが不可欠

筋トレによって破壊された筋肉は、ノンレム睡眠(深い眠り)時に分泌される成長ホルモンによって前より大きな筋肉に修復されます。※2

 

※2 正確には、睡眠中の筋繊維の合成量が破壊量を上回って、全体として筋肉が前より大きく回復します。

 

そのため、体が自然に深い眠りを求めるようになります。

 

・筋トレによって脳内の神経栄養因子が増えることによる不安の軽減

神経栄養因子とは、脳の神経細胞の「成長・維持・修復・機能強化」を助けるタンパク質の総称です。

代表的なのはBDNF(脳由来神経栄養因子)で、記憶力や学習能力、気分の安定にも関係しています。

筋トレによって脳内の神経栄養因子(特にBDNF:脳由来神経栄養因子)が増加するという研究は、国内外で多数報告されています。

例えば、新潟大学脳研究所では、筋トレを含む運動によって脳内BDNFの発現が増強されることを、遺伝子改変マウスを使った実験で確認しています。

ただし、寝る前の筋トレは、体が興奮して寝つきが悪くなり、逆効果になることもあるのでおすすめしません。

少なくとも就寝の2〜3時間前までには、筋トレを済ませておきましょう。

⑤医療費が節減できる

筋トレによって、以下のような効果が期待できます。

・筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、肥満や糖尿病の予防になる

・筋トレによって骨に適度な負荷がかかると、骨芽細胞が刺激されて骨が強くなり、骨密度が維持されて骨折や転倒リスクが減る

・メンタルが安定してうつや不安障害の予防にもつながる

・免疫力が高まり、感染症にも強くなる

健康寿命を延ばす筋トレは、結果として医療費の節減につながることは間違いないでしょう。

まとめ

65歳定年から筋トレを始めると得られる筋肉以外の5つのメリットとは、次です。

①やる事と行くところができる

②会話の相手を見つけられる

③テストステロンの増加によって前向きになれる

④よく眠れる

⑤医療費が節減できる

高齢化社会の影響で、スポーツクラブには男女問わずシニア層が大勢集まっています。

65歳定年から始める筋トレも、決してハードルは高くありません。

経験者として、できるだけ早く始めることを強くおすすめします。

参考:シニアの筋トレ始め方|高齢者の筋力トレーニング方法を経験者が解説