ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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日本の凋落ぶり(世界競争力、時価総額、名目GDP)

①世界競争力ランキング

IMD(国際経営開発研究所)が2023年6月20日に発表した「世界競争力年鑑」では、日本の総合順位は2022年の34位からさらに一つ下げて35位と過去最低となっています。

日本以外の東アジアの国・地域では、台湾6位、香港7位、中国21位、韓国28位です。

ちなみにIMDがランキングを公表し始めたのは1989年で、1992年まで4年間、日本は1位でした。

【世界競争力ランキング~日本順位の推移】

②時価総額ランキング

【世界時価総額ランキング TOP50 1989年と2023年の比較】

引用:2023年世界時価総額ランキング

1989年TOP50に日本企業は32

30年ほど前は、日本企業が50位以内の6割以上を占めており、日本企業が世界の経済をけん引していたと言っても過言ではありませんでした。

32社の中には、今となっては懐かしい企業や、株式が上場廃止された企業の名前もあります(2024年2月現在)。

2023年は日本企業0社

時価総額ランキング50位以内に日本企業は有りません(2024年2月現在)。

③名目GDPの推移

ここ30年、日本の名目GDPはまったく増えていません。

増えるどころか、2012年に始まったアベノミクス以降は名目GDPのマイナス基調が続いています(下のグラフ参照)。

引用:GDP4位転落 アベノミクスの通信簿だ | Nの広場 (nhiroba.com)

この他にも、ここ30年で日本以外の先進国や中国に代表される新興国に抜かれるなど、順位を落としてしまった国際ランキングは数知れません。

日本は今や先進国とは名ばかりの状態になりつつあります。