ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

MENU

体調不良は無理なジム通いが原因【認知バイアスを解く名著3冊】

「毎日ジムなんだけど、本当は体が痛くてしょうがない。」

「体調不良だけど今日もスポーツクラブ行かなきゃ😣」

「家にいてもやることないし。」

こんなお悩み解決します。

■この記事を読んで頂きたい人■
・体に不調を抱えながら熱心に毎日スポーツクラブに通っている人

 

■この記事でわかること■
①運動のし過ぎを引き起こす認知バイアスの具体例4つ

②認知バイアスを回避するために読むべき名著3選

 

運動習慣25年の筆者が経験を基に、認知バイアスによるスポーツクラブ依存と依存を解く助けとなる名著3冊を解説します。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年
競技には出ませんので、増量期と減量期は設けていません(体脂肪率12%)

<その他の運動遍歴>
テニス、スポーツクラブ、SUP、卓球 

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職

 

 

 目次

認知バイアスの4事例

バイアス(bias)とは、ある特定の方向や考え方に偏った傾向や態度を示すことです。偏見や思い込み、考え方の癖といった意味合いも含まれます。

事例1:毎日筋トレしないと筋肉量が減る

筋肉はトレーニングとリカバリー(回復のための休養)の繰り返しで成長します。

リカバリーに時間がかかるシニアは特に休養が重要です。

毎日筋トレがしたいなら軽い負荷で、毎日違う部位のトレーニングをしましょう。

■関連記事■

事例2:痩せてる方が美しい

これは女性の例です。

どういう訳か痩せている女性ほど熱心にトレーニングしていることが多いようです。

男性の目からすると「もういいでしょ。これじゃ痩せすぎで、前の方がよかった。」なんて、心の中で呟いてしまします。

事例3:毎日行かないと落ち着かない

毎日ジム通いの主婦層は、おそらく依存状態になっています。

毎日決まった所で決まった行動をとらないと落ち着かないのでしょうか。

主婦層はエアロビなど有酸素運動専門なので、活性酸素の影響によりお肌の状況が余り良くないようです。

事例4:ジムは行けば行くほど安くなる

 一回当たりの使用料金を下げるため、無理してジムに行く回数を増やすというバイアスです。

無理して運動して風邪ひいて病院行ったら元も子もないですね。

支払っている料金は変わらないので安くなるというのは幻想です。

スポーツジム以外のサブスクも「利用すればするほどお得」が謳い文句ですがこれはあくまでも単純な量的な話で質的なアプローチが欠けています。

 

 

認知バイアス回避~読むべき名著3選

①「唯脳論」養老孟司著~脳ではなく身体の声を聴く

  テレビショッピングでは相変わらず様々な健康器具が売られています。続いていると言うことは、売れていると言うことなんでしょう。

でもあの器具本当に使われているんでしょうか?

健康にいいと言葉で脳に刷り込まれて買うだけで身体不在の健康欲求でしょう。

ランニングマシンも健康にいいと頭で考えて走っているだけで、身体はあの上を走るよりは自然の中を走りたいと思っていることでしょう。

いくら頭で健康にいいと思っても身体がついていかなければ長続きしません。

先ほどお話ししたサブスクの「利用すればするだけお得」も身体不在の典型例です。

脳ではなく、身体の声を聴いてやめる勇気を持つべきでしょう。

唯脳論(ゆいのうろん)は、養老孟司が提唱した思想、および養老が著した書籍。

1989年10月、青土社より刊行された。

その後「脳内革命」、「右脳」、「脳トレーニング」などの脳ブームの先駆けをなしたとされる。

引用元:唯脳論 - Wikipedia

②「好胤説法」高田好胤著~かたよらない、こだわらない、とらわれない

自分を中心にして、物を見たり聞いたりして勝手に作り上げた認識にかたよらない。

そして、自分勝手な信条や信念にこだわらない。

そんな自分で作り上げた様々な思いなどにもとらわれない。

高田 好胤(たかだ こういん、1924年(大正13年)3月30日 - 1998年(平成10年)6月22日)は、法相宗の僧。薬師寺元管主。

法相宗管長。分かりやすい法話により「話の面白いお坊さん」、「究極の語りのエンタテイナー」とも呼ばれ、そこから百万巻写経勧進の道を切り開いて金堂、西塔など薬師寺の伽藍の復興に道筋をつけるなど、薬師寺の再生に生涯をささげた。

引用元:高田好胤 - Wikipedia

③「ザ・ワーク」バイロン・ケイティ著~人生を変える4つの質問

 4つの自分自身への質問により徹底的に認知バイアスを破壊します。

私たちはほとんど思い込みの世界に生きていることを思い知らされます。

ブックカバー説明文から引用します。

「私たちの心を乱すのは、現実に起きていることではなく、起きていることに対する考え

4つの質問を投げかけることで、あなたの中にある本当の答えが見つけられます!

1.それは本当でしょうか?

2.その考えが本当であると、絶対言いきれますか?

3.そう考えるとき、(あなたは)どのように反応しますか?

4.その考えがなければ、(あなたは)どうなりますか?       」以上引用

1986年に重い鬱から「現実に目覚める」体験をし、ワークを考案。世界31言語、数百万もの人々にワークを紹介。

公開イベントの他、企業、大学その他の学校、教会、刑務所、病院などで活動している。

引用元:バイロン・ケイティ|プロフィール|

まとめ

この記事をまとめます。

毎日ジム通いを引き起こす認知バイアスの4事例です。

事例1:毎日筋トレしないと筋肉量が減る

事例2:痩せてる方が美しい

事例3:毎日行かないと落ち着かない

事例4:ジムは行けば行くほど安くなる

認知バイアスと解く助けとなる名著は次の3冊です。

①「唯脳論」養老孟司著~脳ではなく身体の声を聴く

②「好胤説法」高田好胤著~かたよらない、こだわらない、とらわれない

③「ザ・ワーク」バイロン・ケイティ著~人生を変える4つの質問