「定年後は好きな旅行三昧で人生を謳歌できると思ったけど・・・・・😩」
「半年で飽きちゃった😞金も結構かかるし」
「平均寿命まで20年もあるけど、毎日が暇でどうすりゃいいんだ?」
こんなお悩み解決します。
②日常の中に小さな生きがいを見つけて暇をつぶす7つの日課
40年間のサラリーマン人生を終えて今年(2023年)退職した筆者が、【定年後の暇つぶし】日常の中に生きがい見つける過ごし方【7つの日課】について解説します。
<自己紹介>
筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
定年後は楽しみにしていた趣味が飽きる理由とは?
現役時代にあれほど楽しみにしていた定年後の趣味も、実際に定年退職してやり始めると意外に熱が冷めてしまいます。
その原因は、会社でのストレスが無くなったせいです。
会社のストレスを忘れることが、現役時代の趣味(生きがい)の原動力になっていたのです。
会社のストレスとの対極に、解放感や非日常性など旅行の魅力を感じることができていたので、ストレスフリーの定年後ではその魅力も半減してしまいます。
ストレスフリーの定年後は、あまり刺激的な楽しみはすぐに飽きてしまいます。
日々の生活の中にある小さな楽しみの方が飽きが来ません。
食事でも味がはっきりしているグルメなものより、日本の発酵食品(味噌、納豆、ぬか漬け)など自然が味を付けたものの方が飽きません。
日常の中に生きがいを見つける過ごし方~7つの日課
①近所を散歩する
現役時代に最寄りの駅まで歩いて通っていた方は多いと思いますが、退職すると外を歩くことが意外と無くなってしまします。
スポーツクラブなどで運動習慣がある方は、散歩は必要ないと考えるかもしれませんが、散歩はスポーツクラブでの有酸素運動などとは違うボケ防止の効果があります。
以下、医師・医学博士 西崎知之著『ボケるボケないは「この習慣」で決まる』から引用します。
アメリカの高齢女性1万8766名を対象とした、自分で回答を記入する方式で「身体活動量」と2年間の「認知機能の変化」を調査した疫学研究があります。
そこには、低強度のウォーキングを週1.5時間以上おこなっている女性は、週に40分以下のウォーキングしかおこなっていない人に比べて、認知機能の低下が明らかに少ないと報告されています。
また、散歩で朝日か夕日を浴びれば体内時計も整い、生活習慣が改善されます。
引用:医師・医学博士 西崎知之著『ボケるボケないは「この習慣」で決まる』
②庭の手入れ
家に庭のある方は、庭の掃除と手入れを日課にすると季節の変化を楽しむことができます。
庭木の剪定もまとめてやると大変ですが、少しづつ自分で手入れすれば結構楽しめますし庭に愛着がわきます。
庭の無い方は、プランターなどでガーデニングがおすすめです。
なお、庭木は成長の遅い樹種の山採りの木を植えると葉も少なく管理が楽です(筆者の過去記事参照)。
③自分の居場所で友と会う
社会的孤立は、定年後に最も避けるべき状況です。
下の図にあるように孤立は、喫煙、過度の飲酒、肥満より死亡のリスクを高めます。
さらに孤立は、脳卒中、心臓病、認知症の発症リスクも高めます。
引用:孤立が健康のリスクに!? 社会とのつながりを保つ秘けつとは | NHK健康チャンネル
スポーツクラブや地元のスポーツサークル(卓球、ミニテニス、ソフトバレーなど)、カルチャー教室などに通うことで自分の居場所をつくることをおすすめします。
④気になっていた本を読む
現役時代にはなかなか読めなかった有名だけど読んだことがない本を、ゆっくり読むのも地味ですが楽しいものです。
曜日と時間を決めて図書館通いを日課にするのも、手軽な定年後の暇つぶしとして楽しめます。
図書館によってはオンラインで書籍を検索し予約できますので大変便利です。
⑤気になっていた映画を見る
本を読むのが嫌いな人は映画観賞はいかがでしょうか?
今や動画配信サブスクサービス*1の時代になり、レンタルビデオを借りていた時代に比べずいぶん便利になりました。
映画見放題のサブスクサービスは種類がいくつかありますが、映画見放題以外にも便利でお得な特典が付いているAmazonプライムビデオがおすすめです。
アプリをダウンロードしてスマホやパソコンから見れます。
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⑥ラジオを聞く
一日中誰とも口をきかず家の中でボーっとテレビを見ていると、認知症の発症リスクが高まります。
テレビを見るくらいならラジオを聞くことをおすすめします。
テレビを見ることとラジオを聞くことでは、精神衛生的に全く違います。
以下、前出の医師・医学博士 西崎知之著『ボケるボケないは「この習慣」で決まる』から引用します。
テレビは、ボーっと見ていても、映像と音声、そして、ときに効果音や字幕で、多くの情報を伝えてくれます。
しかし、すべて「受け身」の情報です。
ところが、ラジオの場合は、聞こえてくるのは言葉や音だけなので、聞いていると、自然にさまざまなことを想像したり、イメージをふくらませたりします。
(中略)
音楽にしても、テレビでは、ミュージシャンが登場し、歌う姿や踊る姿を見ているだけですが、ラジオであれば、歌詞を聞き取ろうとしたり、そこから情景を思い浮かべたりします。
要するにテレビとラジオでは、脳の働き具合がずいぶんと違うのです。
このようにテレビを見るよりもラジオを聞いて想像力を働かせることはボケ防止にも大変有効です。
そしてラジオを聞くなら、スマートフォンやアプリ・パソコンでラジオが聴ける無料のサービスradiko(ラジコ)がおすすめです。
ラジコは、Wi-Fiやスマホの電波を利用するので全く雑音がなく、過去の放送も聞くことができる優れものです。
ただシニアにとっては、なんとなく味気ないのも事実です。
昔ながらにラジオを楽しみたい方は、手回し充電機能や懐中電灯機能も便利なソニーの防災ラジオをおすすめします。
シニアには懐かしい曲が聞けるおすすめラジオ番組
『山本さゆりのミュージックパーク』ラジオ日本 土曜日20:00~21:00
かつて「全米トップ40」でアシスタントをつとめ、チャッピーの愛称で知られる山本さゆりが、還暦世代のリクエスト(主に洋楽)にお応えします!
クリス松村の「いい音楽あります。」ラジオ日本 日曜日20:00~21:00
音楽評論家のクリス松村が自らコレクションしているライブラリーの中から、特に1970・80年代のアイドルソングや1980年代のニューミュージックなどをセレクションし、その音楽をかけつつ、その熱い思いを語ります。
⑦好きな酒を飲む(飲める人限定)
やっぱり暇つぶしは、酒に限ります。
ただし、飲むのは夕刻まで我慢して、ほどほどの量にしましょう。
定年後は、ストレスフリーですので酔いが回るのも早く深酒にはなりません。
酒のお供は音楽がいいです。
先ほど映画のところでご紹介したAmazonプライムの会員になってミュージックプライム(1億曲以上の音楽が聴き放題)がおすすめです。
アプリをダウンロードしてスマホやパソコンから聞けます。
まとめ
日常の中に小さな生きがいを見つけて暇をつぶす7つの日課です。
①近所を散歩する
②庭の手入れで季節感を楽しむ
③自分の居場所で友と会う
④気になっていた本を読む
⑤気になっていた映画を見る
⑥ラジオを聞く
⑦好きな酒を飲む(飲める人限定)
余命20年は一度にはやってきません。
あまり先を考えず「今を生きる」ことが大切です。
*1:月単位または年単位で定期的に料金を支払い利用する動画配信サービスのこと