「パソコンなんか部下にやらせてたので、よくわからん」
「ブログに興味があるけど、パソコン使えないから困った😞」
「ブログやるならダメもとで収益化も挑戦してみたい」
こんなお悩み解決します。
②アドセンス審査を受ける方
②アドセンス審査合格のツボ
ブログを始めて1カ月半11記事でGoogleアドセンスに合格した筆者が、シニアのブログの始め方とGoogleアドセンスに合格するまでの経験談について解説します。
<筆者のブログ、SNS歴>
ブログ:2023年開設 1カ月半11記事で「googleアドセンス」審査に合格
インスタ:2016年 ロックバランシング専門のインスタグラム開始
X(旧ツイッター):2023年 ブログと同時に開始
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
筆者のブログの目的
筆者のブログ運営の主な目的は以下の通りです。
①退職後の生き甲斐づくり
②文章作成とキーボード操作によるボケ防止
③人生経験を共有して他者貢献につなげる
④自分の主張を世に問う(=収益につながるか試す)
筆者のブログ運営の主目的は収益ではありません。
退職後の生き甲斐の一つとしてブログに取組んでおり、収益をあげることはオマケです。
収益をあげることに注力し過ぎるとブログが仕事化してしまい、面白くなります。
自発的に行っていたことが、報酬を得るための行為に変わると途端にやる気がなくなることを「過剰正当化効果」または「アンダーマイニング効果」と言います。
仕事が生き甲斐になることはありません。
ブログで収益を得るための一般的手法
ブログで収益を得るための一般的な手法はGoogleアドセンスです。
ブログの始め方~経験談
Step1:利用するブログサービスは「はてなブログ」に決定
まずネットやユーチューブ動画でブログの始め方を勉強しました。
その結果、利用するブログサービスは、「ワードプレス」か「はてなブログ」の二者択一だと分かりました。
「ワードプレス」は、ブログから高機能なサイトまで作ることができる世界で一番人気のソフトウェアです。
本格的にデザインもこだわったブログでしっかり稼ぎたい人向きですが、ソフトウエアのインストールやセットアップなど手間がかかります。
若い人やパソコンに詳しいシニアにとっては、どうと言うことはない作業ですが、普通のシニアにとってはチョットしたことですぐつまずきます。
パソコンに詳しくなく、文章が書ければデザインにはこだわらない筆者は、そういった心配のいらない「はてなブログ」を選択しました。
「はてなブログ」は日本の企業「㈱はてな」のブログサービスです。
ブログのソフトウエアのインストールやセットアップの手間が要らず、すぐに始められます。
また、今さら聞けないような簡単なことも「問い合わせ」で丁寧に対応してくれますのでシニアには安心です。
「はてなブログ」は無料ブログコースと有料ブログコース(はてなブログpro)がありますが、Googleアドセンスで収益を得たい方は独自ドメイン※でブログ運営ができる有料ブログコースが必須です。
理由は、アドセンス審査を受けるためには、独自ドメインでのブログ運営が条件だからです。
なお、ブログ運営費は、「はてなブログpro」料金600円/月(2年契約)とサーバーレンタル料金約1100円/月(ドメイン代込み、1年分一括払い)です。
※ドメインはインターネット上の住所を示すURLの一部で、識別番号のようなものです。
Step2:大まかなブログテーマとターゲット層をイメージ
大まかに今後自分が書くブログテーマとブログを読んでもらうターゲット層をイメージしました。
経験のないことはブログに書けませんので、世の中の人にシェアして役立つノウハウなり情報を自分の長い人生の中からピックアップしました。
ネタが尽きてしまわないよう、ブログの扱うテーマは複数設定しました。
合わせて、その情報が必要と思われる人の読者像をイメージしました。
筆者の扱うテーマと読者像です。
【テーマ】
・会社組織と個人の問題
・定年の迎え方
・定年後の過ごし方
・運動習慣、生活習慣
・終の棲家
【読者像】
・大企業の現役サラリーマンとOB
これは、あくまでもイメージで、厳格には守っていません。
臨機応変にバリエーションを加えながら、ブログ創作を楽しんでいます。
Step3:ブログ名とペンネームを決定
ネットで名前の付け方を調べてみると、長い名前はNGのようですが、筆者は気にせず好きなように決めました。
ペンネームやブログ名にこだわるのは最初だけです。
筆者は、趣味(ロックバランシング、ソロキャンプ、SUP)でよく行く「長良川」と中唐の山水詩の詩人・柳宗元(773~819)の有名な五言絶句『江雪』からとりました。
『江雪』は優れた才能に恵まれながら、それを発揮できずに思い通りいかない人生を送る失意や孤独、寂寥を詠った詩です。
Step4:ネタを思いつくまま洗い出し
ネタを思いつくままに30ほど書き出しました。
実際書くかどうかは分かりませんが、30くらいネタを出しとけば安心できます。
「最初に何を書くか?」ネットで調べると「どうせ最初は誰も読まないから、なんでもOK」「自己紹介でも書いとけばいい」と言うことでしたが、筆者の最初の記事は、筆者が一番言いたいこと(シェアしたいこと)を書きました。
Step5:とりあえず書いてみた
ブログを公開した後でも手直しできますし、投稿自体を取り消せますので、とにかく書いてみました。
最初はワードに下書きをして、「はてなブログ」の下書きにコピーしましたが、そんな二度手間はすぐにやめました。
書けば書くほど文章作成スピードは上がりました。
アドセンス審査~経験談
①Googleアドセンス審査とは
アドセンスの審査とは「広告を掲載するのに適したサイトであるかどうか」をGoogle側が判断するための手続きです。
個人情報などの取り扱い方針を定めたプライバシーポリシーやお問合せフォームを設けること、広告主のイメージや利益を損なわないことなど審査基準はいろいろありますが、重要なポイントは読者を集める力、すなわち以下になります。
ユーザーに役立つサイトであること
従って、有名人でない限り日記ブログでは人は集まりませんので、これをいくら書いても審査には通りません。
このポイント以外の細かな審査基準を満たすことは簡単ですので、この記事では割愛します。
関連記事は他のブログやユーチューブ動画に山のようにありますので、そちらをご覧ください。
②審査合格のツボ
合格のツボは、他のブロガー達が長々と書いているような細かな審査基準を満たすことではなく以下の2点に絞られます。
①記事のオリジナリティ
②記事の信ぴょう性(ライターの権威性)
1)記事のオリジナリティ
人生経験豊富なシニアなら、ユーザーの役に立つ自分の体験を書くことは難しくないはずです。
自分しか知らない経験を正直に書くことがオリジナリティです。
インターネットがテレビの様に大衆化してしまった現代では、ユーザーのメディアリテラシー※が低下し、パクリ記事が横行しています。
パクリ記事は、ブログ記事だけではなくネットニュースはほとんどがパクリ記事だと思ってよいでしょう。
パクリ記事のそのまたパクリ記事、そのまた、、、、と、どれが1次ソース(最初の記事=情報源)か全く分からないのが今のネット社会です。
※ネット上の情報の正確性を読み取り、情報の取捨選択が適切にできる能力
2)記事の信ぴょう性(ライターの権威性)
「どういう経歴や経験を持った人が書いた記事か?」ということです。
分かりやすく言うと、ポッコリお腹のライターが筋トレ記事を書いても信ぴょう性は無いと言うことです。
記事の権威性を示すには、開示できる個人情報の範囲内で自分の経歴などをしっかり明示すべきです。
巷に出回っているブログ記事の多くは、クライアント企業からライティング業務を請け負ったライターのパクリ記事です。
クライアント企業名にライターの匿名性が隠れてしまっています。
これもネット社会の低俗化によるリテラシー低下が招いている弊害です。
③早めに申請するメリット
審査に最低10記事は必要と言う都市伝説がありますが、筆者は3記事書いた時点で審査の申請をしてみました。
狙いは、記事の書き方の方向性が、このままでいいのかどうか早く知りたかったからです。
出来る限り手戻りを少なくしたかったわけです。
2週間後に届いた結果は、案の定不合格「価値の低い広告枠」という評価でした。
それからもう一度、ブログノウハウ動画などで独学の後、再申請しました。
その時点で11記事でしたが、申請のたった2日後に合格通知が来ました。
結果的に、ほとんどユーザーからのアクセスがまだ無い11記事、ブログをはじめて1カ月半で合格しました。
屈辱的な「価値の低い広告枠」というGoogleの抽象的な定型文の不合格通知が発奮させてくれました。
まとめ
✔パソコン苦手なシニアがブログやるなら「はてなブログ」一択
✔収益化に挑戦するなら「Googleアドセンス」
✔アドセンス審査のポイントは 「ユーザーに役立つサイトであること」
✔審査合格のツボは、以下の2点に絞られます。
①記事のオリジナリティ
②記事の信ぴょう性(ライターの権威性)