ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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定年退職して半年たった筆者が思うこと5選 

就職なら転職もありますので、何度でも経験は可能ですが、定年退職は一度きりで最初で最後です。

定年退職に向けた書籍もいろいろ出ていますが、本を売るためのコトバが踊っていて、あまり信ぴょう性がありません。

そんなわけで実体験者の筆者が、定年後半年たって思うことを記事にしました。

是非、筆者の定年の後の過ごし方の参考にしてください。

■この記事を読んで頂きたい人■
・10年以内に定年退職を迎えるシニアサラリーマンの方
 
■この記事でわかること■
①とある定年退職者の定年半年後の心境と気づいた事

②定年後の過ごし方の参考例

③定年退職に向けた準備の必要性とその内容
 

40年間のサラリーマン人生を終え今年(2023年)退職した筆者が、定年退職して半年たった筆者が思うこと5選についてお話しします。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職

 

 

 目次

現役時代に定年後の準備をしておいて本当によかった

準備1~肉体を鍛えて個性を磨いた

何と言っても筆者にとって、定年後を前向きに生きる原動力は現役時代に鍛え上げた肉体です。

この肉体によって自己肯定感を得ることができ、定年後の新たなヨコの付合いも増えました。

スポーツクラブでは、インストラクターと筋トレの話に花が咲き、同じ境遇の定年シニアだけでなくご婦人方ともずいぶん知り合うことができました。

人の個性とは、考え方や性格などの意識の世界ではなく、身体すなわち「見た目」です。

現役時代に肉体と言う個性を磨いたことは、筆者にとっての最大の宝です。

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準備2~趣味を拡充した

定年後の人生の豊かさは、おカネをかけずにいかに有意義な時間を過ごせるかにかかっています。

その点筆者は、申し分ない趣味、ロックバランシングに現役時代に出会いました。

ロックバランシングとは、自然に転がっている石でつくるアートです。

重力に挑戦するかのような奇跡のフォルムを生み出すためには、桁外れの集中力が必要です。

座禅の瞑想を超えた無我の境地で、石と一体化するような感覚がないとバランスをとることは不可能です。

現役時代に、こういった夢中になれて、しかもおカネがかからない趣味を増やしておくとが大切です。

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準備3~会社以外でヨコの付合を始めた

現役時代は、タテの付合いですが定年後はヨコの付合いになります。

タテの付合いは、ヨコの付合いに比べれば楽です。

理由は、名刺一枚でお互いの関係性(上下関係)が決まるからです。

その人としての魅力など人間性は関係ありませんので、自分に自信が無くてどんなに魅力の無い人間でも名刺(肩書)さえあれば、仕事なので皆相手にしてくれます。

ところがヨコの付合いではそういう訳にはいきませんので、タテの付合いしか経験のない人は、それなりに訓練が必要です。

筆者もスポーツクラブやボクシングジム、卓球教室などで、学歴や勤め先、勤め先での肩書は一切伝えずヨコの付合いを経験しました。

そのおかげで、定年後のヨコの付合いもすんなり行きました。

準備4~脳を「脱消費脳」に変換しておいた

消費脳とは、「消費(浪費)=幸せ」という思考の癖です。

この消費脳は、「他人との比較癖」と相性が良く、2つの癖は共鳴し合います。

この2つを克服して「脱消費脳」になることで、定年後は年金の範囲内で生活ができ精神的な安定感を得ることができます。

筆者の場合は定年10年前から「脱消費脳」になることで結構おカネがたまり、「終の棲家」を無借金で新築することができました。

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準備5~終の棲家を無借金で新築した

筆者は、子会社へ転籍の時点(退職3年前)で親会社の退職金をゲットしましたので、それを利用して、かねてから念願の「終の棲家」を現金で新築しました。

筆者は一級建築士ということもあり、自分の住む住宅に関してはこだわりがあります。

従いまして「終の棲家」の新築は、定年後の筆者の人生において必須でした。

全館空調並みの暖かさ、自然素材の内装、雑木の庭など「終の棲家」の居心地のよさを定年後満喫しています。

筆者は多趣味で外出は多い方ですが、それでもやはり会社勤めのころに比べると、どうしても家にいることが長くなります。

家の居心地は、定年後の人生の良し悪しを左右します。

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完璧なストレスフリーを実感できる

退職して、「嫌な人には合わなくてもよい」し、「行きたくない所には行かなくてもよい」という喜びをもちろん実感できました。

ただこの種のストレスフリー状態は、織り込み済みですのでそれほど有難みはありません。

それよりもマズローの5つの欲求(下図参照)のうち一番低位の「生理的欲求」が満たされていることに最近気づきました。

「生理的欲求」とは、「食欲」「睡眠欲」「排泄欲」といった体の働きにかかわる欲望です。

人間に関わらず、動物であれば根本的に備わっており、生命維持の欲求と呼んでもよいでしょう。

逆に言うと、サラリーマン時代は、一番低位の「生理的欲求」が満足に満たされていないのが普通です。

特に日本の企業は通常、部下のマイクロマネジメントが行われていることが多く、行動が管理されています。

勤務中に、ちょっと歯医者などクリックへ行くのも難しいのが現状です。

画像引用記事:マズローの欲求5段階説とは? | やさびと心理学 (yasabito.com)

定年後の方が社会とつながれる

定年後は社会と断絶し不安や孤独を感じる人が多いですが、「現役時代は社会とつながっていた」というのは、一般企業のホワイトカラーの場合、思い込みであり幻想です。

現役時代に社会とつながっていたと言えるのは、エッセンシャルワーカー*1のように、直接顧客とつながりを持つ仕事をしていた人たちです。

大企業のホワイトカラーなどは、社会とつながってはいません。

彼らがつながっているのは、会社組織という共同体です。

その証拠に、かれらホワイトカラーが評価されるのは社会からではなく会社組織からです。

会社組織という共同体のタテ社会では、もともと社会とのつながりはなかったのです。

定年後は、時間に余裕がありますので、地域のサークルやボランティア、スポーツクラブでのお付き合いなどヨコの関係で社会と簡単につながれます。

また、その気になれば深刻な人手不足のエッセンシャルワークに再就職したり起業することもできます。

定年後の方が、社会といくらでもつながれます。

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現役時代のムダな仕事が定年後に役立った

現役時代、馬に食わせるほどプレゼン資料をつくりました。

ほとんどの計画が実現せずムダな仕事に終わり、他の会社で通用するようなノウハウは身につきませんでした。

ところが定年後、暇つぶしとボケ防止ではじめたブログ運営で、意外なノウハウが身に付いていたことに気付かされました。

それは、「文章を書く」という能力です。

プロのように名分は書けませんが、少なくとも文章を書くこと自体が嫌ではありません。

そのおかげで今もこうしてブログを書いています。

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真の友はすぐ傍にいた

すぐ傍にいる真の友とは妻のことです。

定年後の妻との関係を良好に保つためのキーワードは、「相互信頼」と「相互協力」です。

もはや自分が一家の大黒柱ではないことをよく自覚し、対等の関係を築いています。

なんでも本音で話ができ、お互いに助け合える妻は心強い親友です。

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まとめ

定年退職して半年たった筆者が思うこと5選です。

現役時代に定年後の準備をしておいて本当によかった

準備1~肉体を鍛えて個性を磨いた

準備2~趣味を拡充した

準備3~会社以外でヨコの付合を始めた

準備4~脳を「脱消費脳」に変換しておいた

準備5~終の棲家を無借金で新築した

完全なストレスフリーを実感

定年後の方が社会とつながれる

現役時代のムダな仕事が定年後に役立った

真の友はすぐ傍らにいた

 

 

*1:「エッセンシャルワーカー(essential worker)」とは、直訳すると「必要不可欠な労働者」で、社会基盤を支えるために必要不可欠な仕事に従事する労働者のことをいいます。生活必須職従事者とも呼ばれ、医療・福祉や保育、運輸・物流、小売業、公共機関などが該当するとされます。