ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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年齢に関係なく若さを保つ筆者の友人4つの特徴|年齢本当の意味

「このまえの記念撮影で撮った写真見たら、自分で思っていた以上にえらく老けてた😞」

「還暦を過ぎると見た目は年齢じゃないって言うけど、どうしたら若々しくいられるんだろう?」

「これ以上老け込むのは勘弁して欲しい」

こんなお悩み解決します。

■この記事を読んで頂きたい人■
・年齢が同じでも「老け方」が違うことに関心がある人

 

■この記事でわかること■
①世界的ベストセラー「時間は存在しない」の要旨

②「年齢」の本当の意味とは?

③年齢に関係なく若さを保っている筆者の友人4つの特徴

 

現役時代からアンチエイジングに取組んできた筆者(ハゲは遺伝です)が、年齢に関係なく若さを保つ筆者の友人の4つの特徴と「年齢の本当の意味」について解説します。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年

<その他の運動遍歴> 
・テニススクール:39歳から15年間
・スポーツジム:47歳から継続  
・SUP:57歳から継続    
・卓球:57歳から継続

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職

 

 

 目次

「年齢」「時間」の本当の意味とは?

①名著「時間は存在しない」のご紹介

イタリアの理論物理学者カルロ・ロヴェッリ*1の著書「時間は存在しない」は、イタリアで18万部発行され、35か国で刊行決定の世界的ベストセラーです。
またタイム誌の「ベスト10ノンフィクション(2018年)」にも選ばれた名著です。

本書は「時間は存在しない」という衝撃的な書名ですが、決して煽りタイトルの書籍ではありません。

世界的に有名なたいへんクールな物理学者が書いた、目から鱗の大変興味深い内容の書籍です。

本記事に関係する部分を引用します。

時間の流れは、山では速く、低地では遅い。

(中略)

遅くなるのは時計だけではない。

低いところではあらゆる事柄の進展がゆっくりになる。

遅くなるといっても人間の能力ではその差は分からないほど、ごく小さなものですが、精密な時計を使えば誰でも確かめられます。

遅れる原因は重力です。

言い換えれば、物体は周囲の時間を減速させるのです(アインシュタインの「一般相対性理論」)。

地球(の質量の中心)に近い方が引力の影響が大きく、あらゆる現象はよりゆっくり進展します。

②「年齢」「時間」は単に社会のルール

1)「時間」とは

地球(の質量の中心)に近い方が引力の影響が大きく、あらゆる現象はよりゆっくり進展します。」の意味を冷静に考えてみましょう。

地球上の無数にあるポイントの現象速度は無数であり、従って、時間はポイントごと固有の時間があるという意味です。

我々を時計を見て何時何分という時刻を知り、日本全国同じ時刻だと思い込んでいますが、これは自然現象ではなく社会的ルールなのです。

時計が役に立つのは、まったく同じ時間を刻むからで、そのために、それぞれ違う無限の時刻を人為的にでどれか一つに恣意的に統一している訳です。

2)「年齢」とは

それでは「年齢」とは、何なのでしょうか?

「年齢」も時間と同じように重力の影響を受けます。

山より平地にいた方が、老化のスピードは遅くなりますが、この影響はほんの微々たるものです。

そして重力の影響とは比べ物にならないくらい大きな影響を、肉体の老化速度に及ぼすのが、運動習慣や食習慣などの「生活習慣」です。

生活習慣」の違による肉体の酸化(サビ)の速度の違いが、年齢と関係の無い「見た目の年齢」を決定します。

結局、「年齢」も社会的な「情報」としての意味しかありません。

社会的に必要な書類に年齢の記入欄がなければ、年齢なんて全く必要ない訳です。

「見た目の年齢」と「情報としての年齢」が関係ないことは、むしろ当然なのです。
 
 
 
 

年齢に関係なく若さを保っている筆者の友人4つの特徴

筆者が所属する地元の卓球サークルとスポーツクラブの70~80代の仲間の特徴をお話します。

①歳だからと決めつけない

もう歳だからと、体より先に頭(脳)で決めつけることはしません。

人の目を全く気にすることなく、どんどん新しいことにチャレンジする好奇心旺盛なシニアたちです。

余談ですが、退職して平日のスポーツクラブに行ってみると、63歳の筆者はまだまだ若手であることに驚きました。

筆者も先輩シニアに煽られて、少しずつやったことの無いスタジオプログラムにチャレンジしています。

②運動習慣を続けている

定年前から卓球やスポーツクラブ通いを続けている方がほとんどです。

定年後はいくら暇でも、退職してから運動習慣を身につけるのは難しいようです。

運動習慣の無い方は、少なくとも定年まで10年を切ったら、スポーツを生活に取り入れることを真剣に考えることを強くおすすめします。

運動習慣を始めるための、ちょっとした勇気と努力が定年後の人生を大きく変えます。

③自分より若い人と交わる

若々しいシニアは、ゲートボールのように年寄りだけで群れて活動しません。
運動習慣が長い分、一般的なシニアよりも体力があり体も健康なため、自分より若い人と一緒に人生を楽しむことが可能です。
若い人と日常的に交われば気持ちも若返ります。
定年前できるだけ早い時期から運動習慣を取り入れ、若くて健康な肉体を手に入れておけば、若い人たちとの交流により自分の歳を忘れます。
 
 

④楽しんで取り組む

とにかく楽しんで行うことが重要で、ボケ防止にもつながります。

筆者の友人は、皆楽しいから運動を続けていて義務で続けている人はいません。

認知症予防の各種脳トレ問題も、ボケたくないから義務的に嫌々やっていては、かえって逆効果です。

脳トレのドリル問題を楽しんでできる人は稀だと思うので、筆者はその効果には懐疑的です。

楽しくて夢中にれることが多ければ多いほど、若々しい心と体を維持できます。

こぼれ話

80歳でもまだまだお元気な筆者の友人

下の画像は、平日のスポーツクラブ・ダンスフィットネス「リトモス」の仲間たちです(クリスマス仮装イベントの記念撮影写真)。

一番右の赤いバンダナの男性は80歳の筆者の友人です。

ちなみに最後列中央、柱の前のちょっとマッチョな男が筆者(仮装用の緑色のメガネの男)です。

ご覧の通りほとんどが女性です。

このクラスで美魔女たちに囲まれて踊っているうちに、若返りホルモンの分泌が促進されて筆者も80歳の友人もいたって元気です (笑)。

まとめ

イタリアの著名な理論物理学者が「時間は存在しない」という世界的ベストセラーを書きましたが、「年齢」も同じように存在しません。

特に還暦を過ぎるころから、「見た目」の差はどんどん開いていきます。

年齢に関係なく若さを保っている筆者の友人4つの特徴です。

①歳だからと決めつけない

②運動習慣を続けている

③自分より若い人と交わる

④楽しんで取り組む

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*1:1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学卒業後、パドヴァ大学大学院で博士号取得。イタリアやアメリカの大学勤務を経て、現在はフランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。「ループ量子重力理論」の提唱者の一人。『すごい物理学講義』(河出書房新社)で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞。『世の中ががらりと変わって見える物理の本』(同)は世界で100万部超を売り上げ、大反響を呼んだ。