定年後の無尽蔵にある暇な時間をどうつぶすかが、退職者にとって切実な問題です。
特に、定年に向けて何も準備をしていない人は、退屈地獄に苦しむことになります。
そこで、おすすめしたいのが、定年後のブログ運営です。
ブログとは、ネットユーザーに対して、何らかの情報を発信するためのWebサイトのことで、この記事もブログ記事です。
自由な時間が無尽蔵にある定年退職者にとって、ブログ運営は多くのメリットあります。
定年退職者にとってのブログの6つメリットは以下の通りです。
<6つメリット>
①日々の生活に張りができる
②ボケ防止になる
③人生経験を活かせる
④社会貢献、他社貢献ができる
⑤自分の人生を記録に残せる
⑥趣味や行動範囲が広がる
詳しくは、筆者の過去記事をお読みください。
そこでこの記事では、定年後ブログを始めて1カ月半11記事でGoogleアドセンスに合格した筆者が、定年後はブロガーに向いている人の特徴について解説します。
なお、いわゆる「日記ブログ*1」「トレンドブログ*2」「アフィリエイトブログ*3」は、この記事の対象外ですので、ご承知おきください。
②退屈地獄に苦しんでいる定年退職者の方
<筆者のブログ、SNS歴>
ブログ:2023年開設 1カ月半11記事で「googleアドセンス」審査に合格
インスタ:2016年 ロックバランシング専門のインスタグラム開始
X(旧ツイッター):2023年 ブログと同時に開始
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
定年後はブロガーに向いてる人の5つの特徴
①現役時代は仕事嫌いで趣味に没頭していた人
ブロガーの資質として、発信できる情報カテゴリーが豊富であることが重要です。
現役時代に仕事を生き甲斐にしていた人は、職種にもよりますが、発信できる得意分野は限られます。
文科系の趣味であれスポーツ系の趣味であれ、出来れば複数の趣味に没頭してきた人は情報の引き出しが多く、情報の専門性も高いのでブログ運営に向いています。
②読書と思索が好きな人
読書によって得た知識も、発信する情報の「量」と「質」を高める武器になります。
ただし、読んで得た知識そのままでは単なるパクリ記事しか書けませんので、自分の実体験のなかでその知識を消化して自分のものにする必要があります。
そのためには、物事の道理をたどり、秩序立てて深く考えを進めることができる人がブロガーに向いています。
なお、読書好きは文章作成能力も高い傾向にあります。
③疑問は解決しないと気が済まない人
問題解決をテーマにした記事は、ユーザーにとって最も価値のある情報の一つです。
ただし、自分で問題解決したテーマでなければ、オリジナリティがなく説得力が薄い情報となってしまいます。
何か疑問を持った時、自分なりの答えをしつこく探求する習慣を持つ人は、独創性のある価値の高い情報をシェアすることが可能です。
④好奇心旺盛で雑学好きな人
知識欲が強く、未知のことに興味をもつ人は、ブログネタの引き出しがどんどん増えていきます。
雑学の様に多方面にわたるまとまりのない知識も、人生経験と化学反応が起こしてひとつにまとまればユーザーにとって貴重な情報になります。
世の中はどんどん変化していき、それに伴ってユーザーのニーズも変わっていきます。
一つの場所にとどまることなく、どんどん新しい知識を取り入れ、新しい体験を積み重ねられる人が真の情報発信者です。
⑤現役時代プレゼン資料作成経験がありそれが好きな人
文章などで自分の意図することを他人に伝えること、すなわちプレゼンテーションやそのツール(資料等)の作成経験があり、それが好きなことがブロガーの最低条件です。
どんなに「質」の高い情報でも相手に伝わらなくては、なんの価値もありません。
自分が知っていることを、それを知らない相手に伝えることは、思ったより難しい作業です。
伝えるコツは、いかに情報の受け手の立場に立てるかです。
受け手の知識レベルを的確に想定し、必要な周辺知識も丁寧に加えながら説明する必要があります。
独りよがりな説明は理解されません。
まとめ
✔定年後の無尽蔵な暇な時間をブログ運営に活用することにより、毎日充実した日々を送ることができるなど様々なメリットがあります。
✔特に以下の5つの特徴が当てはまる人にはおすすめです。
①現役時代は仕事嫌いで趣味に没頭していた人
②読書と思索が好きな人
③疑問は解決しないと気が済まない人
④好奇心旺盛で雑学好きな人
⑤現役時代プレゼン資料作成経験がありそれが好きな人
定年退職者の長い貴重な人生経験はブログネタの宝庫であり、情報共有することにより他者貢献にもつながります。
職業ライターの書いた、こなれてはいるが内容の薄い記事より、定年退職者が人生経験に基づいて書いた味わいある記事の方が読者にとっては貴重なコンテンツです。