ここ10年間で、日本国内の卓球の人気が高まり、高齢者を含む幅広い層に愛されるようになりました。
オリンピックやその他の国際大会での日本選手の活躍、またテレビなどメディアへの露出が人気を後押ししています。
卓球プレイヤーも増加しており、国内の総数は100万人を超えると推定されています。
定年退職後の趣味としても人気があり、多くの人々が楽しんでいるスポーツです。
57歳から卓球を始めた筆者が、定年後の趣味として卓球をすることによる5つのメリットについて解説します。
<自己紹介>
筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年
<その他運動遍歴>
テニス、スポーツクラブ、SUP、卓球(57歳から継続)
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
定年後の趣味として卓球をする5つのメリット
①若い人と対等に勝負できる
卓球は特別な筋力や瞬発力が必要なスポーツではありません。
相手のパワーを利用してプレーすることも可能ですし、むしろそうした方が相手のミスを誘い試合には勝ったりします。
卓球は、パワーではなく老練なプレーで若い人を翻弄することもできる、シニアにとっては有難いスポーツです。
②健康寿命が延びる
シニアにとって健康寿命を延ばすためには、下半身の筋力を如何に維持するかが重要です。
下のグラフをご覧ください。
引用:使わないとすぐに衰える筋肉、下半身の方が減りやすい/ 樋口満・早大スポーツ科学学術院名誉教授
下半身の筋量の減少が上半身より著しいことが分かります。
卓球を定年後の趣味にすれば、きつい筋トレをしなくても下半身の筋量を維持することは可能です。
③認知症防止になる
卓球は、ボールのスピード、回転量、回転の向き、コントロールなど複数の要素を瞬時に判断してプレーすることで脳が刺激されます。
さらに試合では相手との駆け引きやポイントのカウントなど脳が休む暇がありません。
80代で卓球をやっている人は何人もいますが、ボケたという話を聞いたことがありません。
④仲間ができる
一人でできるスポーツではありませんので当然仲間ができます。
卓球スクールや卓球サークルの仲間です。
卓球は社交的な交流の手段でもあり、定年後に孤独を感じることは全くありません。
⑤あまりお金がかからない
自治体の体育館など低料金で卓球ができる場所はいくらでもあります。
筆者は地域のサークルに加入していますが、月4回で月会費500円です。
未経験者は、基本的な技術を習得するまで卓球スクール代がかかる程度です。
まとめ
定年後の趣味として卓球をする5つのメリットです。
①若い人と対等に勝負できる
②健康寿命が延びる
③認知症予防になる
④仲間ができる
⑤あまりお金がかからない