大企業（JTC）の安定経営と恵まれた待遇にあぐらをかいて、会社の言いなりになっていると、知らず知らずのうちに会社でしか生きられない人間になってしまします。
※JTCとはJapanese Traditional Companyの略で、古い体質の日本の伝統的な大企業を揶揄するネットスラング
②大企業（JTC）にお勤めの若手社員の方
②大企業に洗脳された会社員の末路とは？
③筆者が洗脳されなかった理由
大企業（JTC）の洗脳と長年にわたり戦ってきた筆者が、大企業に洗脳された会社員の末路とは？筆者が洗脳されなかった理由について解説します。
＜自己紹介＞
筆者本人（1960年生 2023.11撮影）
筋トレ歴１６年 ボクシング歴１０年
＜筆者略歴＞
１９８４年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
１９８８年 インフラ企業に転職
２０１８年 子会社の不動産会社に転籍
２０２３年 退職
目次
大企業の洗脳とは？
「すごろく上がりのサラリーマン社長」に率いられた大企業（JTC）は、閉鎖的な「共同体」となり、安定と恵まれた待遇を餌に社員を家畜化します。
以下の５つの洗脳を受けた社員は、従順な家畜として主体性の無い人生を送ることになります。
①上司（権力）への絶対服従が善
②思考停止が善
③同調圧力に屈するのが善
④何もやらないことが善
⑤集団行動でみんな平等が善
詳しくは、【大企業（JTC）５つの洗脳】弊害と洗脳を逃れる３つの方法とは？をご覧ください。
大企業に洗脳された会社員の末路とは？
大企業（JTC）の洗脳により自己家畜化し、現役時代に主体性の無い人生を送ってきたサラリーマンは、定年後、会社という畜舎を追い出され、世間一般という「野」に放たれます。
これまで会社という組織権力に洗脳され、主体性の無い家畜とて生きてきた人たちは、社会的断絶感と深い孤独感、不安感にさいなまれる定年生活を送ることになります。
長い長い定年後の生活は、地獄以外の何ものでもありません。
筆者が洗脳されなかった理由
①２０代転職で別の企業文化を知っていた
筆者は２７歳で、仕事のやりがいはあるがブラック過ぎるゼネンコンからホワイト過ぎて仕事のやりがいが無いインフラ企業に転職しています。
JTCでも異質の存在であるゼネンコンを経験していたので、典型的なJTCであるインフラ企業に洗脳されることはありませんでした。
筆者は、常に一歩引いた立ち位置で、典型的なJTCであるインフラ企業の「トンデモ」な世界を眺めることができました。
②出世競争に参加しなかった
大企業（JTC）からの転職は今でも一般的ではありませんが、当時は今以上に稀なことであり、転職したら出世はあきらめるのが一般的な考え方でした。
さらに、建築系はインフラ企業では傍流であり、大した出世は望めないことは分かっていましたが、筆者はもともと野心は無いタイプの人間なので気にしませんでした。
そういうわけで、出世競争に興味を持たなかった筆者は、会社への忠誠や上司への忖度を無視することで、洗脳されずに済み、最後まで社風に染まらない個性的な人物で通すことができました。
③会社の外に居場所があった
筆者は、３０代で付合いゴルフから足を洗い、テニス、筋トレ、ボクシング、卓球など外の世界で休日を過ごしました。
学歴や勤務先などは一切明かさずヨコの人間関係を築き、会社とは全く違う居場所をもつことで会社にどっぷり漬かることなく洗脳から免れました。
まとめ
✔閉鎖的な「共同体」である大企業（JTC）は、安定と恵まれた待遇を餌に、以下の洗脳で社員を家畜化します。
①上司（権力）への絶対服従が善
②思考停止が善
③同調圧力に屈するのが善
④何もやらないことが善
⑤集団行動でみんな平等が善
✔大企業に洗脳された会社員の末路とは？
社会的断絶感と深い孤独感、不安感にさいなまれる定年生活を送ることになる
✔筆者が洗脳されなかった理由です。
①２０代転職で別の企業文化を知っていた
②出世競争に参加しなかった
③会社の外に居場所があった
