「筋トレ真面目にやってるけど、全然効果が実感できない。」
「ユーチューブ動画の通りにやってるけどダメだ😞」
「どうしてなんだ?」
こんなお悩み解決します。
②効果を実現するための4つポイント
③見た目以外の効果について
せっかく筋トレやり始めたんですから、早く効果を実感して、できれば周りの人にも気づいてもらいたいですよね。
筋トレ歴16年の筆者が、シニアの筋トレ効果実感のための4つのポイントについて解説します。
<自己紹介>
筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年
競技には出ませんので、増量期と減量期は設けていません(体脂肪率12%)
<その他運動遍歴>
テニス、スポーツジム、SUP、卓球
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
筋肉が増える基本原理とは?
筋肉が増える基本原理のキーワードは「超回復」です。
トレーニングにより筋肉はいったん破壊された後、リカバリー(栄養補給と睡眠など休養)により最大72時間かけて前より太くなります。
従ってトレーニング後の栄養補給と静養(睡眠など)の量と質が重要となります。
トレーニングにばかり気が行ってリカバリーをおろそかにすると、筋肉は成長しないどころかむしろ落ちてしまいます。
特に代謝が落ちているシニアに場合、筋肉成長に必要なのは一に睡眠、二に食事、三にトレーニングです。
効果を実現するための4つポイント
ポイント1:筋トレが習慣化しているか
効果を出すには一定のペースで継続することが重要です。
ある週はハードトレーニング、またある週はサボリでは、リカバリー(栄養補給と睡眠)の管理が難しくなります。
前項の「筋肉が増える基本原理」でお話ししたようにトレーニングとリカバリーは筋肉をつけるための両輪ですので、トレーニングの量に合わせたリカバリーが必要です。
筋トレを習慣化し一定のペースでトレーニングすることにより、日常的な生活習慣でリカバリーが可能となります。
ポイント2:大きな筋肉を中心にトレーニングを行っているか
効率よく筋トレ効果を出すためには容積の大きな筋肉を鍛えましょう。
具体的には太もも(大腿四頭筋、ハムストリング)、胸筋(大胸筋)、背筋(広背筋)です。
鍛えることにより増える筋肉の量は鍛える筋肉の大きさ(体積)に比例します。
効率よく筋肉を増やして基礎代謝を増やし太りにくい身体を手に入れましょう。
ポイント3:低カロリー高タンパク質の食事をとっているか
特別なものを食べる必要はありません。私たち日本人が受け継いできた和食を食べればいいのです。
和食は低カロリー、低脂肪、食物繊維が豊富な点が体にいいと海外でも人気です。
高タンパク質な食材である豆類(豆腐、納豆など)、魚類(かつお、マグロ、アジ、鮭など)、鶏肉(ささみ、胸肉)、たまごなどを使って和食をつくれば筋トレリカバリーの理想の食事になります。
そして心強い味方は、味噌汁です。
味噌のタンパク質の他だしに含まれるアミノ酸はタンパク質そのものです。
味噌汁に先ほどの高タンパク質食材をいれれば最強でしょう。
土井善晴著『一汁一菜でよいという提案』は、味噌汁をはじめとする日本人本来の食文化に関する大変示唆に富んだ名著です。
ポイント4:22時前に就寝し7時間程度睡眠をとっているか
ゴールデンタイムと言われる22時から2時の間に深いノンレム睡眠をとれば、この間に成長ホルモンが分泌され筋肉や体の機能を修復してくれます。
筋トレが習慣化すれば睡眠の質も向上し、ぐっすり眠れるようになります。
早寝早起きを身体が求めるようになりゴールデンタイムは熟睡状態です。
さらに体内時計の力を借りれば完璧です。
引用元:レム睡眠とノンレム睡眠とは?それぞれの特徴と違いについて詳しく解説!
筋トレ効果について
効果が実感できることでモチベーションが上がり継続につながります。
ただし代謝が低いシニアの場合は、見た目の効果が実感できるのには早くて半年はかかるでしょう。
また他人が分かるようになるためにはさらに半年は必要です。
見た目の効果は時間がかかりますが、出来なかったことが筋力アップにより出来るようになる効果は割と早く実感できます。
5回しかできなかった種目が10回できるようになったり、始めたころより2~3割アップのウエイトでトレーニング出来るようになったりします。
筋トレ当初は、見た目の効果より出来ることが増えることをモチベーションにして続けるようにしましょう。
まとめ
効果を実現するための4つポイントです。
✔ポイント1:筋トレが習慣化しているか
✔ポイント2:大きな筋肉を中心にトレーニングを行っているか
✔ポイント3:低カロリー高タンパク質の食事をとっているか
✔ポイント4:22時前に就寝し7時間程度睡眠をとっているか
シニアにとって筋トレ効果をだすためには、トレーニングだけではなく生活習慣改善による質の高いリカバリーが重要です。
筋トレを契機に生活習慣の改善にも是非取組くんでください。