ながら江雪の人生ノート

サラリーマン人生の送り方や定年の迎え方をご紹介します

定年退職者の運動習慣6つのメリットとは?【経験者が解説】

「定年退職したので運動始めたけど、なかなか続かない」

「いつも三日坊主で困った😞」

 

こんなお悩み解決します。 

 

■この記事を読んで頂きたい人■
①定年退職後やることが無くて困っている人

②定年退職後なんとなく暇つぶしでトレーニングをやっているもののモチベーションが上がらない人

 

■この記事でわかること■
①そもそも運動習慣のメリットって何?

②定年退職者ならではの6つのメリットは?
 

健康寿命を延ばすためにも運動を習慣化したいですよね。

 

運動歴25年の筆者が、定年後の運動習慣メリットを経験に基づいて解説します。

<自己紹介>

筆者本人(2023.11撮影)

筋トレ歴16年(現在は週2回程度)増量期と減量期は設けていません

<筆者(63歳  1960年生)運動習慣遍歴> 
・テニススクール:39歳から15年間
・スポーツジム:47歳から継続   筋トレ、スタジオプログラムなど
・ボクシング:54歳から継続
・SUP:57歳から継続    清流・長良川中流域がホーム
・卓球:57歳から教室 退職後、地元のサークルに加入

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2023年 不動産会社でサラリーマン人生を終える

   

 目次

運動習慣の一般的メリットおさらい

一般的に言われている運動習慣のメリットは、以下の通りです。

①身体の健康効果(免疫力アップ、アンチエイジング効果など)

②心の健康効果(ストレス解消、メンタルの安定など)

以上のメリットは既にみなさんご存じでしょうから割愛します。私が今実感している定年後ならではの運動習慣のメリットを以下お話しします。

定年後の6つのメリット

①医療費の節約

私たち夫婦の場合運動習慣が長いのであまり実感がありませんでしたが、年金生活に入るとこの節約は存在感を増します。

年間の医療費が夫婦2人で年10万円以上(医療費控除の確定申告が可能な額)かかった記憶がありません。

年一回の歯の検診(予防治療)以外ほとんど医者にかかることがありません。

昨年、私は痔の手術をしましたが確か2万円弱で年間医療費10万円にはとても届きませんでした。

厚生労働省が公表している統計(2015年度)を基にニッセイ基礎研究所がまとめた記事によると50~64歳の年間平均医療費(一人当たり)は20万円を超えて年齢とともに増加していくということです。

こういった統計を知ると改めて運動習慣が医療費を抑制する大きな要因の一つであることを実感します。

②「毎日決まってやること」の幅が広がる

定年後の最大の悩みの1つは「毎日決まってやること」が無く時間を持て余すという悩みです。

特に仕事が生きがいだった人は深刻です。

「毎日決まってやること」が無いことで精神状態が悪化したり老化が加速するなど負の相乗効果は計り知れません。

老後最大の悩みと言われるお金の悩みより深刻かもしれません。

会社を辞めて「毎日決まってやること」が無い人にとって運動習慣は生活のリズムを整える大切な習慣となります。

③外に出る機会が増え妻との関係も良好に

ウォーキングやジョギング、スポーツジムやスポーツ教室など運動習慣によって家から外に出る機会ができます。

中には家に閉じこもって黙々と筋トレという人ももしかしたらいるかもしれませんが、筋トレ効果が出て少々カッコイイ体になればきっと外に出ていきたくなるでしょう。

妻の夫源病(主人在宅ストレス症候群)も発症しません。

④仲間づくりの機会が増える

外に出れば人と接触する機会が増え仲間ができるチャンスが生まれます。出来るだけスポーツ教室やスポーツジムなどに参加しましょう。

また、地域の体育館などで様々なスポーツサークルが活動しています。

市役所などに相談すれがメンバーを募集しているサークルを紹介してくれます。

私も市の紹介で地元の卓球サークルに入りました。

⑤体型がもどれば昔の服が着れる

運動習慣も軌道に乗ってくると適正体重に近づき体型が変わらなくなります。

断捨離していない人は昔の服を引っ張り出してきて着れるかもしれません。今より若いころの服を着れば気持ちが若くなりますし衣料費の節約にもなります。

物を大切にする丁寧な生き方にもなります。

私も昔買った服をよく着ます。昔の服の方が物がいいですし味があります。

⑥体型維持に意識が向かい余分なカロリーを摂らない

体型がそこそこ良くなってくると食事に意識が向かい、食生活が改善されていくでしょう。

例えば筋トレ効果を上げる食材、鶏むね肉、青魚、たまご、ブロッコリーなどいわゆるアスリート食の食材は総じて低カロリー高タンパク質でビタミンが多く含まれます。

運動習慣と相まってさらに健康体になってきます。

ここまでこれば運動習慣も定着したといえます。なお、アスリート食の食材は割とお値打ちなことも付け足しておきます。

さらに運動習慣によるストレス解消は高カロリーな糖質や脂質の摂取を減らす効果があります。

甘いものや油っこいものの美味しいという味覚情報は、脳内に幸福感を感じさせるβエンドルフィンという物質を生成させストレスを和らげているからです。

ただ私個人的には会社を辞めたことによるストレス解消効果の方が圧倒的に大きいです(笑)。

まとめ

運動習慣のメリットは定年退職後の方が大きいことがご理解いただけたでしょうか?

これまでお話ししてきた6つのメリットは以下の通りですが、心と体の健康維持・増進はもとより、その効果から生み出される節約効果もバカにできません。

運動習慣は早くスタートすればするほど成功の確率が上がります。

しっかりと定着させるのには時間がかかるからです。

焦らずじっくり忍耐強く取り組まないと挫折します。

出来るだけ若いうちから取組んだ方が効果が実感しやすくモチベーションが上がります。

いつ始めるか?「今でしょ!」ということです。  

①医療費の節約

②「毎日決まってやること」の幅が広がる

③外に出る機会が増え妻との関係も良好に

④仲間づくりの機会が増える

⑤体型がもどれば昔の服が着れる

⑥体型維持に意識が向かい余分なカロリーを摂らない      

 
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