「運動してると関節がたまに痛くなる。」
「運動してるのにシワが増えて老けた。」
「運動してるのによく風邪を引く。」
こんなお悩み解決します。
運動習慣25年の筆者が、トレーニングのやり過ぎによる3つのリスクについて解説します。
<自己紹介>
筆者本人(1960年生)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
トレーニングのやり過ぎによる3つのリスクとは?
①過度な筋トレによる関節の怪我
体には鍛えられる部位と鍛えられない部位があります。
筋肉や骨はシニアでも鍛えられますが、関節の軟骨やじん帯は若い人でも鍛えられません。
軟骨やじん帯はせいぜい継続的な運動により劣化しないようにするのが精いっぱいです。
このような理由から、無理をすると関節やじん帯を痛めます。
中古車のエンジンをモンスターエンジンに変えてもフレームやサスペンションがそのままでは怖くて走れないのと同じです。
また関節周りの筋肉もあまり使われていないと痛むことがあります。
筋トレ前はラジオ体操のような動的ストレッチを入念に行ってください。
②過度な有酸素運動による肌の老化
過度な有酸素運動は活性酸素の発生を増加させることがあります。
有酸素運動は酸素を多く消費するため、その過程で活性酸素が生成されやすくなるためです。
本来活性酸素は細菌やウイルスを撃退する有益な物質ですが、多すぎると強力な酸化力により細胞を傷つけ老化を早めたり様々な病気を引き起こしたりします。
エアロビクスのインストラクターを近くで見ると意外にもシワが多いことがありますが、これが原因です。
③過度なトレーニング直後の一時的な免疫力低下による感染症リスク
どんなに鍛えた体でも、強度の強いトレーニングの直後は一時的に免疫力が落ちます。
これを「運動後免疫力低下効果」と言います。
この状態では、体がウイルスや細菌に対して反応しにくくなり、感染症のリスクが高まります。
一流のアスリートが大きな大会の直前にインフルエンザに感染し、大会を欠場せざるを得ないということが稀にありますが、これが原因です。
まとめ
トレーニングのやり過ぎによる3つのリスクとは?
アドレナリンが分泌されて、いい気になって運動を続けると後で痛い目に会います。
気をつけましょう。