ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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【最悪上司7つの実例】潰されないための対処法を経験者が解説

「今度着任したエリート課長、プライドが高く攻撃的で最悪上司だ」

「精神的にかなり参った😔」

「メンタル崩壊しそうで、会社に行くのがつらい😫」

こんなお悩み解決します。

■この記事を読んで頂きたい人■
・攻撃的な最悪上司に悩んでいる会社員の方
 
 
■この記事でわかること■
①攻撃的な最悪上司の7つの実例

②最悪上司から受ける精神的な脅威を無力化する方法

③精神的な脅威を無力化した上で、最悪上司と付き合うコツ

 

最悪上司に仕えた40年間のサラリーマン人生を終えて今年(2023年)退職した筆者が、最悪上司の7つの実例と潰されないためのコツについて解説します。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
筋トレ歴16年 ボクシング歴10年

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職

 

      

 目次

最悪上司7つの実例

①上には忖度、下には厳しい

社長や次期社長候補の取り巻きなど権力者に媚びへつらって、まるで奴隷のように仕え、庇護を勝ち得ている上司は最悪です。

権力者に対する忖度や出世競争のストレスが原因で、部下に対して攻撃的で感情の起伏が激しいのが特徴です。

②手柄は自分、失敗は部下

最悪上司は、出世競争に必死で、部下の功績を平気で横取りします。

一方、減点主義にお怯えた保身の天才である最悪上司は、失敗したら決して責任を取ろうとしません。

卑怯なのは、部下に気づかれないようにこの悪事を働くことです。

交際費を使って毎週のごとく設定した権力者との宴席で、自分の都合のいいようにストーリーをでっち上げます。

③部下を適正に評価しない

プライドの高い最悪上司は、部下の能力や成果を適正に評価しません。

部下の業績に勝手なケチをつけて価値を切り下げます。

まともな業績評価をしない最悪上司は、好き嫌いで評価する情意評価しかできない心の小さな人間です。

④常にマウントをとりたがる

プライドが高く負けず嫌いの最悪上司は、常にマウントをとりたがります。

どうでもいい自慢話をしている時だけはご機嫌です。

それでいて、部下が妙案を提案すると機嫌が悪くなり絶対に賛同しません。

懐が小さいため、部下の能力や才能を活かすことができないダメ上司です。

⑤決断できない、決めれない

減点主義にお怯えた保身の天才である最悪上司は、全く決断力がありません。

いつまでたっても検討が続き、ムダな検討資料が量産されます。

自分で決めなければ、絶対に責任をとることはありません。

自分で決めないことが出世の秘訣なのでしょうか?(笑)

 

 

⑥常にマイクロマネジメント

最悪上司は、心配性のため部下に仕事を任せることができません。

部下に仕事を任せないマイクロマネジメントでは、部下は育ちませんし、部下のモチベーションとエンゲージメントは下がる一方です。

仕事が上手くいっていないことが分かると途端に機嫌が悪くなります。

そのくせ適切な指示が出せず一方的に「なんとかしろ!」では、たまったものではありません。

⑦必要な情報を下に伝えない

最悪上司は、情報量で部下より優位に立とうとします。

幹部からの情報や指示を部下にきちんと伝えないので、手戻りや無駄な仕事が増えてしまいます。

また、情けないことですが、幹部からの情報や指示をきちんと部下に伝える能力ない最悪上司もけっこう存在します。

自分のいい加減な指示が原因で、幹部にダメ出しを食らうと部下に八つ当たりする最悪上司です。

こぼれ話

【番外編】女性社員から嫌われる上司&ちょっと恥ずかしい上司6選(順不同)

①ソックスが短くて座った時スネ毛が覗く上司
※スーツに白ソックスは問題外
②ビジネスウォーキングシューズで接客する上司
③ワイシャツ姿で胸ポチの上司
④ネクタイを外せばクールビズだと思ってる上司
⑤ベルトに浮き輪肉がたっぷり乗ってる上司
⑥オフィスでサンダルに履き替える上司
※ホテルでくすねた使い捨てスリッパは問題外

最悪上司に潰されないための対処法とは?

最悪上司の本性を知れば精神的な脅威は無力化できる

「最悪上司」から身を守るためには、相手の本性を知ることが重要です。

表面的な印象だけで判断すると、相手が圧倒的な存在に見えて、過剰に恐れてしまうからです。

しかし、相手の正体をしっかりと把握できれば、自分が恐れていた相手は、実は小さな存在であることに気づくでしょう。

そうすれば、恐怖心に支配されることなく、冷静に対処することができるようになります。

 

 

最悪上司の本性とは?

最悪上司の7つの実例に共通するのは、部下に対する攻撃的な姿勢です。

このような上司は、自分を過剰に愛する自己愛が強いと言えます。

しかし、自己愛は劣等感と表裏一体です。

最悪上司は、自分のことを高く評価しているように見えますが、実は深い劣等感やコンプレックスを抱えており、小心者で臆病者なのです。

劣等感を感じる人は、自分の欠点を隠すために、他人に攻撃的になりがちです。

また、こういった攻撃的な最悪上司は、仕事に関して素人集団であるジェネラリストに多いのも特徴です。

こぼれ話

独裁者は背が低い?~「ナポレオン・コンプレックス」


アドルフ・ヒトラー 173cm(ドイツ人男性平均 180cm)
ヨシフ・スターリン 165cm(ロシア人男性平均 177cm)
ウラジミール・プーチン 推定168cm(同上)

精神的に無力化した最悪上司との付合い方のコツ

対処法としては、相手のペースに振り回されず、否定しないことや競争心を煽らないことが重要です。

また、相手の自尊心や劣等感を傷つけないように相手の発言を尊重し、落ち着いた関係を保つことがポイントです。

しかし、注意しなければならないのは、最悪上司の望みを推測して、それに従おうとし過ぎて振り回されてしまうことです。

このようになる原因は、上司との関係が悪化することや、ポストや昇進のチャンスを失うことへの恐怖感など様々です。

また、最悪上司が変わるかもしれないという甘い期待を持って、献身的に働いたり、誠実に対応したとしても、報いられることはほとんどありませんので、気をつける必要があります。

このように「他者の欲望」を満たそうとする人は以下の特徴があります。

①愛情欲求が強く、相手を喜ばせたり、気に入られたりしたいと思っている

承認欲求が強く、周囲から常に評価されたいと願っている

③依存欲求が強く、自立することに不安を感じている

④不和や葛藤への恐怖が強く、対立や直面をできるだけ回避しようとする

⑤自分に自信がなく、断ることが苦手である

⑥自分の意見を言うのではなく、他人に合わせてしまうことが多い

心当たりある人は、充分注意してください。

以上これまでの説明をまとめて結論を端的に言うと、「付かず離れず」がコツです。

「心」が最悪上司に付いてしまうと「他者の欲望」を満たそうとする忖度パターンに陥りますし、「態度」が離れてしまうと攻撃の格好のターゲットにされます。

「こちらがこう言うと、最悪上司はおそらくこう反応するだろうな」とゲーム感覚で対処できれば合格点です。

こぼれ話

【最悪上司7つの実例】の裏返しが最良上司です

①上には意見を言い、下の話はよく聞く

②手柄は部下、失敗したら責任をとる
③部下を好き嫌いで評価せず、業績や能力で評価する
④常に謙虚で肩書は役割分担と認識している
⑤即決でき物事を前に進めてくれる
⑥仕事を部下に任せ、サポートにまわるが責任はとる
⑦積極的な情報提供で部下の業務をサポートする

なお、このような最良上司は残念ながら出世できません。
理由は、権力を握っている評価者がこう言う人物を理解できないからです。
特に大企業の権力者は「選別主義」で選ばれた最悪上司と同類のタイプです。

まとめ

攻撃的な最悪上司の7つの実例です。

①上には忖度、下には厳しい

②手柄は自分、失敗は部下

③部下を適正に評価できない

④常にマウントをとりたがる

⑤決断できない、決めれない

⑥常にマイクロマネジメント

⑦必要な情報を下に伝えない

こういった攻撃的な最悪上司に潰されないためには、その本性を理解することにより脅威を無力化することが重要です。

攻撃的な最悪上司の本性は、「深い劣等感やコンプレックスを抱えた小心者で臆病者」です。

精神的に無力化した最悪上司との付合い方のコツは、「付かず離れず」です。一歩引いて冷静に付き合えば、少なくともメンタルが崩壊することはありません。

悩み解消5つの思考習慣|悩みの原因は対人関係とあなたの「考え」は人間関係の悩み解消法ですので合わせてお読みください。