ながら江雪の人生ノート

現役サラリーマンと定年シニアのお悩み解決

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超退屈なホワイト企業の社畜が定年まで働く秘訣とは?

ホワイト企業の社畜は徐々に精神が蝕まれます

「今日も暇だなぁ」

「仕事のやり甲斐、全く無いね😞」

「今さら転職なんてできないし、する気もない😔」

「でもこれだけ給料もらえりゃ贅沢言えない」

こんなお悩み解決します。

■この記事を読んで頂きたい人■
・リストラの心配がない、超退屈なホワイト企業にお勤めの暇なベテラン社員の方
(注)ホワイト企業の子会社勤務を含みます

 

■この記事でわかること■
①超退屈なホワイト企業の社畜とは?

②超退屈なホワイト企業の社畜が定年まで働く秘訣とは?

 

ブラック企業(建築現場監督)とホワイト企業(インフラ企業内勤)を経験した筆者が、超退屈なホワイト企業の社畜が定年まで働く秘訣について解説します。

<自己紹介>

筆者本人(1960年生)
筋トレ歴16年 ボクシング歴11年

<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2923年 退職

<資格> 一級建築士

 

      

 目次

超退屈なホワイト企業の社畜とは?

※1  画像は、ブラック企業の社畜(建築現場監督)/左とホワイト企業の社畜(インフラ企業内勤)/右のイメージです

 

筆者は、残業が月100時間越えが常態化し、ひどい月は休みがたった2日という超ブラック企業の社畜(建築現場監督)を経験しました。

これに比べれば、その後転職して経験した超退屈なホワイト企業の社畜(インフラ企業内勤)はまだましかもしれません。

しかし、それでもボディブローのように精神を徐々に破壊されるホワイト企業の社畜も全く違った意味※2でつらいものでした。

 

※2 一番つらいのは、暇でも退屈そうにしていられないことです。どんなに暇でも上の画像(右)のように仕事しているフリが必須です。上司の主観的評価(情意評価)と大部屋勤務が常識である日本の伝統的な大企業(JTC)はどこも同じと言えば同じですが。

 

真綿で首を絞められような辛さなので、思い切って転職するという解決策をとることもできません。

超退屈なホワイト企業の社畜とは、待遇が良すぎるために、仕事のやりがいが全くなくても会社を変わるに変われず、徐々に精神を蝕まれる社畜です。※3

 

※3 それでも同僚が何人か辞めていきました。そのほとんどが、ホワイト企業とは正反対の世界に飛び込んでいきました。例えば、家具職人に転身、ペンション経営、簡易宿泊施設の経営、古民家再生専門の設計事務所へ転職です。その後、彼らがどうなったかは分かりません。

 

ブラック企業の社畜が日々搾取され続ける産卵鶏や乳牛なら、ホワイト企業の社畜は檻に閉じ込められて毎日やることがない動物園の動物です。

参考:建築学科の就活先|ゼネコンとインフラ企業の違いを経験者が解説

超退屈なホワイト企業の社畜が定年まで働く秘訣とは?

超退屈なホワイト企業の社畜が定年まで働く秘訣は、定時退社後の時間や休日(有給休暇消化率100%)を十分やりがいのある活動で満たすことです。

平たく言えば、夢中になれる気晴らしや気分転換で精神的なバランスをとるということです。

筆者の場合、50代は一番趣味が増えた時期でした。

もともと筋トレなどスポーツクラブ通いが趣味でしたが、さらにボクシング卓球スタンドアップ・パドルボードロックバランシング、陶芸が増えました。

陶芸以外は今でも続けており、退職後のいい暇つぶしになっています。

定年が近づけば近づくほど逆に先が長く感じてストレスが増します。

その増していくストレスに比例して趣味が増えていったというわけです。

筆者は、もうこれ以上趣味が増やせなくなった63歳の時、予定より2年早く超退屈なホワイト企業とオサラバしました。

参考:組織が嫌いな人は早めの退職がよい5つの理由【経験者が解説】

まとめ

超退屈なホワイト企業の社畜とは、待遇が良すぎるために、仕事のやりがいが全くなくても会社を変わるに変われず、徐々に精神を蝕まれる社畜です。

超退屈なホワイト企業の社畜が定年まで働く秘訣は、定時退社後の時間や休日(有給休暇消化率100%)を十分やりがいのある活動で満たすことです。

参考:ホワイトな大企業での暇な日々を有意義に過ごす方法