「趣味としてボクシングやりたいけど、なんとなくハードルが高い」
「運動経験無いのに、あんなにキツそうなスポーツできるわけないか😩」
「おやじボクサーになってカッコ良くなりたいけど俺じゃむりだな」
こんなお悩み解決します。
ボクシング歴10年の筆者が、ボクシングを趣味として始めるための3つの楽しみ方について解説します。
<自己紹介>
筆者本人(1960年生 2023.11撮影)
ボクシング歴10年
<筆者略歴>
1984年 東京大学工学部建築学科卒業後、ゼネコンに入社
1988年 インフラ企業に転職
2018年 子会社の不動産会社に転籍
2023年 退職
目次
ボクシングの始め方
ボクシングは、できればA級ライセンス*1のプロが在籍するボクシングジムで始めることをおすすめします。
いい意味でジムに緊張感があり、充実したトレーニングが可能です。
どんな有名なプロボクサーが在籍しているジムでも、プロ志望ではない一般の社会人を経営安定化のために受け入れています。
ボクシングの詳しい始め方は、筆者の以下の過去記事をご覧ください。
ボクシングの楽しみ方3選
①サンドバッグ叩いてストレス解消
1ラウンド3分間、サンドバックをどつきまくるという楽しみ方です。
一定のリズムで3分間パンチを繰り出す方法と、ラスト30秒でペースを上げて、がむしゃらにサンドバックをぶん殴る方法がありますが、後者の方がやり切った感があります。
プロ在籍のジムは、プロが声を出して気合を入れながらサンドバッグを叩いているので、こちらも気合を入れやすくストレス解消には向いています。
サンドバック叩きは何も考える必要がなく、単純に手っ取り早くストレスを解消できます。
嫌な上司の顔だと思って、思いっきりぶっ叩いてください。
サンドバッグを切り上げる時は、床に落ちた自分の汗をジム備え付けのモップで拭うのがマナーです。
また自分の汗だけではなく、他の人のサンドバッグの下の汗もついでに拭えば好印象です。
ボクシングジムは、挨拶をはじめとする規律とマナーがしっかりしていて気持ちいい場所です。
マナーが悪いと気持ちよく汗をかいても後味が悪くなります。
②ボクサー体形になって自己肯定感を高める
週3回ジムに通えば間違いなくカッコよく痩せていきます。
ボクシングは筋トレと有酸素運動を同時にできるので効率的で、それなりに筋肉を付けながらカッコよく痩せるには最適です。
有酸素運動の量が半端ないので、ボディビルダーのような過剰な筋肥大体形にはなりません。
従って、「筋肉の着ぐるみ」を着たような体形を目指す方にとっては、ボクシングは向きません。
プロボクサーは体重制限があるため、筋肉が余分に付いて体重が増える筋トレは原則やりません。
サンドバッグを叩く時の大胸筋への刺激とパンチを空ぶった時の広背筋への刺激であのような肉体になります。
下の画像は、元スーパーバンタム及びバンタム級世界チャンピオン、ギジェルモ・リゴンドーの肥大化した広背筋です。
この肥大化した広背筋をヒッティングマッスルと呼びます。
パンチは、サンドバッグを叩くよりグローブを付けて空ぶった方がかなり疲れます。
マスボクシング*2やスパーリングなどの対人練習時は、パンチのスピードを落として、よけ易くするため重めの14オンスのグローブを付けます(下の画像参照)。
この14オンスのグローブを付けて1ラウンドフルでシャドーボクシングをやると本当に疲れますが、広背筋のよい筋トレになります。
趣味でボクシングを嗜み、カッコイイ体になれば自己肯定感が高まるのは間違いありません。
左が14オンス、右が8オンスのグローブ
③実際に観客の前で戦う経験をつくる
定期的に興行を催しているジムなら、その興行の前座でオヤジボクサーの試合をやることがあります。
一般の観客の前でボクサーになり切って戦えます。
筆者はボクシングを始めたのが54歳と遅かったので残念ながら断念しましたが、40代なら充分いけます。
また、興行の前座じゃなくても各地でスパーリング大会が定期的に行われていますので、自信が出てこればチャレンジしてください。
ジムの会長に相談すれば、いろいろ教えてもらえます。
ボクシングの試合は、歳をとってからではさすがに無理ですので、まだそこそこ若いうちに是非経験してください。
人生の貴重な財産になります。
まとめ
趣味でボクシングを気楽に始められる3つの楽しみ方です。
①サンドバッグを叩いてストレス解消
②ボクサー体形になって自己肯定感を高める
③実際に観客の前で戦う経験をつくる
対人練習以外のボクシングは、意外とマイペースで出来るスポーツです。
年齢に応じて、やり方を工夫すれば何歳でも楽しめます。
ただやれる範囲がどんどん少なくなっていきますので、興味のある方は早めに始めることをおすすめします。